ハイブリッドIPゲートウェイ

ComcastのX1等のハイブリッドIPゲートウェイ(HIPG)の出荷が急成長をしている。SNL Kagen社によると2015年の出荷台数は昨年の1300万台から12%成長し、1450万台に達する。同社は、HIPGの出荷は2019年には2200万台を超えると予測している。HIPGの特徴には、(1)既存の伝送に加え、IP伝送のサポート、(2)マルチルーム対応、それに(3)Facebook、Netflix等のIPサービスのサポートが含まれる。

アメリカで提供されている製品としては前記のX1に加え、DISHのHopper、DirecTVのGenie等がある。HIPGは通常のSTBより高価になる。しかし、子機は簡単なIP端末が使えるので、複数のSTBが必要なマルチルーム環境でのコストは低くなり、また、IPのサポートにより高度なサービスが提供出来、加入者の満足度も高い。

Xbox Oneが地上波に対応

MicrosoftはXbox OneにHauppage社の地上波チューナを取る付ける事で、地上波放送の視聴を可能にした。この機能は以前から欧州では提供されていたが、アメリカでは出来なかった。Hauppage社のTVチューナは$80ドルだが、Microsoftは同社との協力でXbox One専用のチューナを$60で提供すると発表している。

Rokuが新機能を加える

ストリーミング・プレーヤのRokuはRoku 3とRoku 2の新しいバージョンを発表の共に、指定した映画がストリーミングで提供になった際に通知をする「Movies Coming Soon」等の機能を加えた。Roku 2、Roku 3共に外見はこれまでのRokuと同じだが、CPUがより高速になり、Roku 3はリモコンにマイクを内蔵し、音声検索を可能にしている。Roku 3は$100、Roku 2は$70で販売されている。

Rokuはどのストリーミングサービス機能を内蔵したRoku TVのライセンスを始めて、これまでにHisenseとTCLがRoku TVを発表しているが、新たにSharpとInsigniaが加わった。Insigniaは家電店のBest Buyのブランドで、32型($230)と55型($550)のRoku TVが発売になった。SharpのRoku TVは43型($380)と50型($500)だが、どちらもBest Buyだけの販売となっている。

色盲者向けアダプター

イギリスのSpectral Edge社は色盲者がビデオ、あるいはゲームを見やすくする為のEye2TVアダプターを開発している。Eye2TVアダプターはHDMIのソースとディスプレイ間に入り、赤と緑の差を認識しやすくする。Eye2TVアダプターは現在Kickstarterで€50で販売されている。詳細はhttps://www.kickstarter.com/projects/22739545/eye2tv-video-enhancement-for-colour-blind-people

買収

  • AkamaiがOctoshapeを買収: CDN事業者のAkamaiはビデオ配信技術のOctoshape社を買収した。Octoshapeは従業員40人のデンマークの会社で、IPネットワーク上でのビデオ配信を最適化する技術を開発している。買収額は発表されていない。
  • AvidがOradを買収: Avidは3Dグラフィックス、ビデオサーバー、ビデオ管理等のソリューションを提供しているOrad Hi-Tec Systemsを約$6000万で買収した。
  • ArrisとCharterのJVがActiveVideoを買収: ArrisとケーブルTV事業者のCharter Communicationsは共同でクラウドベースのSTB向けUIとアプリケーションを提供しているActiveVideoを買収した。ActiveVideoはQAMベースのSTBで高度なUIを提供するCloudTVを提供し、Cablevision、J:Com、Time Warner Cable、Liberty Global等が採用している。ArrisはCharterとのジョイントベンチャーの65%を保有している。
  • ArrisがPaceを買収: MotorolaのSTB部門を2年前に買収したArrisはイギリスのSTBメーカーのPaceを$21億で買収した。ArrisがPaceを買収する事で。ArrisのSTB市場におけるシェアは25%になる。他のSTBベンダーとして、Cisco、Samsung、Humax、Technicolor、EchoStar、ADB等がいる。