CharterがTWC、Bright Houseを買収

ComcastがTime Warner Cableの買収をギブアップした32日後にCharterはTWC買収を発表した。CharterはTWCの1株に対して、現金$100と買収後の新Charterの0.5409株を払う。これは約$787億に相当する。CharterはすでにAdvance/Newhouse社からケーブルTV事業者としては7位のBright Houseを$104億で買収する事も発表している。これらの買収は司法省とFCCの許可が必要になるが、買収が成立すれば、新CharterはDISHを抜き、多チャンネルサービス事業者として3位の会社になる。Charterの株主のLiberty Media会長のJohn MaloneはCharterがTWCとBright Houseを買収し、WiFi網を拡大する事でVerizonとAT&Tに競合するモバイル通信企業になれると語っており、多チャンネルサービス事業の整理統合ではなく、通信事業への競合が増えることを強調している。

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NSI Research

AlticeがSuddenlinkを買収

フランスの通信事業者のAlticeは$91億ドルでケーブルTV事業者としては9位、多チャンネルサービス事業者としては11位のSuddenlinkを買収する事を発表した。AlticeはアメリカのケーブルTV市場を狙っており、Time Warner Cable買収の交渉もしていた。TWCは買収出来なかったが、AlticeはSuddenlink規模(加入世帯数(114万)の会社を数社買収すれば、同じ事であると言っており、ケーブルTV事業者としては3位のCox(430万世帯)等も今後の買収の対象になる。Alticeの設立者のPatrick DrahiはCharter Communicationsのオーナー、John Maloneを尊敬していると言ってきたが、ついにアメリカでJohn Maloneに挑戦する事になる様だ。

DISHとT-Mobileが合併?

Wall Street Journalは多チャンネルサービスではComcast、DirecTVに続く3位の衛星放送事業者のDISH(加入世帯数: 1384万世帯)とモバイル通信では4位のT-Mobile(加入者: 5687万人)が合併の交渉をしていると報じた。DISHは2013年にSprintを買収しようとしたが、SoftBankにSprintを奪われている。DISHは多くの未使用の無線通信帯域を持っており、モバイル通信への参入は時間の問題と思われている。T-Mobileもパートナーを探しており、同社もSprintとの合併を模索したが、司法省の許可が降りる可能性は少なく、断念した。

TiVoがVidiPathの導入免除を得る

TiVoはケーブルTVのSTBへの導入義務が2015年6月1日から開始するDLNAのVidiPath規格の導入免除をFCCから得た。TiVoのVidiPath導入は2017年6月1日まで免除される。家庭内のIPネットワークにおけるセキュリティ規格のVidiPathが導入される事でマルチルームDVRにスマートTVを接続する事等が可能になる。TiVoはすでに同様な規格を採用しているとし、導入の免除をFCCに求めていた。NCTAはTiVoのVidiPath導入免除に反対はせず、逆に業界全体での導入の延期を求めた。Comcast、TWC、Cox等はVidiPathサーバー機能を搭載したSTB、あるいはゲートウェイの導入準備を進めている。

iSTBの出荷台数は3100万台

IHS Technology社の予測では2015年におけるApple TV、Roku等のストリーミング・プレーヤ(iSTB)の世界出荷台数は3100万台に達し、多チャンネルサービスで利用されるIPTVのSTBの3000万台を追い抜く。しかし、ケーブルTV、衛星、それにIPTVを加えた多チャンネルサービス向けSTB全体の出荷台数は1.4億台で、iSTBの4大以上の規模がある。2018年にはiSTBの出荷台数は3800万台に増え、多チャンネルサービスのSTBは1.68億台に達するとIHSは予測している。