Netflixの有料加入者数はQ2で6610万人になり、同社の予想の250万人増加を大きくと上回り、355万世帯の増加があった。Q2は通常は成長が低い時期で、前年の増加は170万人であった。アメリカ国内 の加入者は4251万人となった。売上も予測の$14.7億を超える$16億であった。しかし、積極的な海外進出により経費は増え、収益は$2600万で、前年同期の$7100万より、63%近く低かった。NetflixのQ3の海外進出は日本だけで、Q4にイタリア、スペイン、ポルトガルへの進出が予定されている。イタリアのTelecom ItaliaのIPTVサービスのTIMvisionはそのSTBでNetflixの視聴を可能にする事を発表している。
Netflixの映画公開予定
Netflixは制作中の映画の公開予定を発表した。一番先に公開になるのは「Beasts of No Nation」でNetflixのサービスがある国では10月16日に一斉公開され、アメリカでは同じ日に映画配給会社のBleecker Streetが映画館で公開する。Adan SandlerはNetflixと4つの映画の制作/主演にする事契約をしており、その最初の映画はNetflixで12月11日公開にななる。これはNetflix独占で、映画館での上映は無い。「Crouching Tiger, Hidden Dragon: The Great Legend」の公開は2016年Q1で、Netflix、それにアメリカと中国のIMAX劇場で同じ日に公開される。そして、「Pee Wee’s Big Holiday」が2016年3月に公開になる。劇場での上映は未定。
Netflixはこれまでのウィンドウのコンセプトを崩し、劇場とストリーミングで同時公開をしようとしている。しかし、劇場のオーナーは劇場独占で無ければ、収益が得られないとして、Netflixの映画上映はボイコットする予定である。
Amazonも映画の制作に乗り出す。Amazon StudioはSpike Lee監督の映画、「Chi-Raq」を制作し、2016年に公開する。
広告無しHulu
HuluのSVODサービス料金はNetflixと同じ月額$8だが、広告付きである。広告があることに対する不満があり、Huluは広告無しの料金を検討している。広告無しの価格は$12~$14になると推測されている。もし、本当になった場合、Netflixの競合のHulu、HBO共に月額$10を超える値段となり、Netflixも値上げしやすくなる。
HBO NowがAndroidもサポート
Appleの3ヶ月間の独占期間が終わり、Google StoreとAmazonでもHBO Nowのアプリ提供が開始した。Androidのモバイルデバイスに加え、Chromecastがサポートされる他、Android TVのアプリも予定されている。Nexus Player向けのアプリから始まり、各社のAndroid TV内蔵のスマートTVもサポートされる。AmazonではFireモバイル端末とFire TVのアプリが提供される。
また、VerizonはCablevisionに続き、HBOのOTTサービス、HBO Nowをそのブロードバンド加入者に販売する2つ目の事業者になった。VerizonのDSL、それにFiOSユーザはVerizonからHBO Nowに$15で申し込むことが出来る。VerizonとHBOの契約にはHBO Nowをモバイル向けストリーミング・サービス(Go90)で提供する事も含まれている。
VerizonがVice、Discoveryと契約
Verizonはそのモバイル向けストリーミング・サービスのコンテンツとしてVice、それにDiscoveryと契約した。Verizonのサービスの開始時期は発表されていないが、すでにAwesomeness TV、ESPN、CBS Sports、Scripps Network等と契約し、AOLも買収している。サービスでは無料の広告付ビデオに加え、有料のVOD、ライブ配信も提供される予定。 サービス名はGo90になると噂されている。
Arris社が最近発表したConsumer Entertainment Index(http://success.arrisi.com/arriscei)によると、モバイルTVの利用は59%達しており、16歳~24歳では利用は72%に達している。
