AT&TがU-verse STBの製造を停止

AT&TはDirecTV買収の直後に次世代プラットフォームはDirecTVであり、U-verse向けSTBの次世代モデルの開発を中止した事を発表した。Bloombergによると、AT&Tは現行のU-verse STBの製造中止をSTBを製造しているArrisとCiscoから最近STB事業を購入したTechnicolorに通達した。AT&TはU-verseをフェーズアウトはしていないと発表しているが、販売には力を入れていなく、広告も殆ど無くなっている。2015年Q4ではDirecTVの加入者は21.4万世帯増えたが、U-verseは24万世帯減っている。U-verseのSTBはMicrosoft Mediaroom(現Ericsson)がベースなっている。

AT&Tのプログラマティック広告

AT&TはVideology社の協力でそのU-VerseとDirecTVのリニア放送の広告をプログラマティックに売るサービスを第3四半期に開始する事を予定している。AT&Tは同社が持つ多チャンネルネットワーク番組における広告枠をウェブから購入する事を可能にする。視聴者のデータはAT&Tと第3者から得たものをマージし、広告主はウェブサイトで提供されるデータを使い、自社の製品を売るのにももっと適した番組、地域等を選ぶことが出来る。サービスのテストは近日中に開始の予定。広告範囲は210地域、2600万世帯のU-verseとDirecTVの加入者となる。

Comcastがプリペイサービスをテスト

Comcastは一部のサービス地域でプリペイのブロードバンドサービスをテストしているが、プリペイのケーブルTVも開始した。プリペイのブロードバンドサービスはDOCSIS 3.0モデム、ケーブル、それに30日間のサービスがが含まれるスターターキットを購入する事で開始する。スターターキットの価格は地域により異なり、$60から$70。最初の30日後の料金は7週間が$15、30日間が$45となっている。

プリペイのケーブルTVサービスはPrepaid 200、Prepaid 450、それにスペイン語系チャネルが含まれるPrepaid 200 Latino、Prepaid 450 Latinoの4つある。HD対応のDTAと30日間のサービスを含む、スターターキットはPrepaid 200が$80、Prepaid 450が$120で、その後の30日間の料金は200が$45、450が$90となっている。プリペイのブロードバンドサービスとケーブルTVサービスはどちらも信用情報が不十分でポストペイのサービスを利用出来ない人向けである。

FiOS Custom TVの構成が変わる

Verizonは昨年に開始した低料金サービスのFiOS Custom TVのチャンネル構成を大きくと変えた。Custom TVはESPN等の契約金の高いネットワークを除き、基本パッケージを36チャンネル程度とし、トリプルプレーでも$65と安い料金設定にした。しかし、ESPNは基本パッケージからESPNを省くことは契約違反だとしVerizonを訴え、Fox、NBCUniversalも同様にVerizonを起訴する態度を示している。新たなCustom TVの基本パッケージは「Essential」と「Sports & More」の2つで、両方共150チャンネル以上に膨らんでおり、料金はどちらも多チャンネルサービスだけで$65になっている。既存のベーシックパッケージは$75であり、安いサービスでは無くなっている。「Sports & More」にはESPNが含まれている。Verizonは新しいパッケージは顧客の声に反応した物で、ESPNの訴訟には無関係だと語っているが、ESPNはこれにより和解の可能性が出たと言っている。

CharterがクラウドUIを導入準備

Charter CommunicationsはクラウドベースのUI、Spectrum Guideの導入準備は殆ど完了したが、いかに導入するかがまだ決定していない。CharterのSpectrum GuideはActiveVideoの技術を採用し、UI画面はサーバーレベルで作り、MPEGビデオとしてSTBに送る。このため、Comcast X1の様に新たなSTBを必要とせず、既存のSTBをでも高度なUIを提供する事が出来る。CharterはSpectrum Guideのテストは殆ど完了したが、どの様なタイミングで導入を開始するかは未定だと発表した。同社は買収が許可されれればTime Warner CableとBright HouseのシステムでもSpectrum Guideを導入する。