WOWがOTT、クラウドDVRをサポート

ケーブルTV事業者のWideOpenWest(WOW)はEvolution DigitalのハイブリッドSTBにTiVoのソフトウェアを搭載し、OTT、クラウドDVRをサポートするサービスを提供する。新しいサービスは既存のArrisを使った物をリプレースするのではなく、平行に提供される。新しいサービスはSW!VELと呼ばれ、地上波再配信とOTTアプリで構成される。今年の夏までにはIPベースのVODが加わり、来年にはクラウドDVRが追加に成る。SW!VELの料金は発表されていない。

RCNとGrandeもHuluを提供開始

ケーブルTV事業者のRCNとHuluもSTBからHuluを利用する事を可能にした。すでにSuddenlink、GCI、CablevisionがHuluのサポートを始めている。Cablevision以外はTiVoのDVRでHulu利用を可能にしており、すでにNetflixも利用可能になっている。CablevisionはActiveVideoのCloudTV StreamCastで既存のIP未対応のSTBでもHuluが利用できる様にしている。

Charter CommunicationsもNetflix、Hulu等をSTBで利用可能にする事に感心があると語っている。CharterはTime Warner CableとBright Houseの買収を完了させ、約1750万の世帯を持ち、AT&T、Comcastに次ぐ第3位の多チャネルサービス事業者になった。

Comcast: アプリで地上波再配信

ComcastはXfinityアプリでABCとNBC地上波局のライブ配信を視聴可能にした。地上波のライブ配信が視聴できるのはABCとNBCで、地域もそれぞれネットワーク保有の地上波局のある地域に限定され、加盟局の地域では配信されていない。ABCとNBCはそれぞれのアプリでTV Everywhereとして保有局の地域でライブ配信をしており、Comcast加入者も視聴可能であったが、これよりXfinityアプリで、多チャンネルネットワークのライブ配信に加え、ABCとNBCの放送も視聴が出来るようになった。

NetflixがRelativity Mediaの件で敗訴

2015年に破産した映画会社のRelativity Mediaの新作映画を劇場公開以前にストリーミングする事を求めていたNetflixの要求を破産裁判所は拒否した。Netflixは2010年にRelativity Mediaとその新作映画を独占配信する契約をし、これまでに$2.85億以上をRelativity Mediaに支払い、Limitless、Act of Valor等の映画を配信してきた。しかし、Relativityは昨年に破産し、再建中である。債権者の1社であるNetflixはRelativityが今年に制作完了させる6本の映画の内、2つの映画を上映前にストリーミングする権利を求めていた。破産裁判所はNetflixがRelativityの映画を公開以前にストリーミングすることは収益を減らし、再建計画を妨げるものであり、Netflixの要求は契約を破棄する事を目的としたものであると却下した。Netflixは上訴する予定である。

NetflixとUnivisionが協力

Netflixとスペイン語放送局のUnivisionはコンテンツでの協力関係を結んだ。UnivisionはNetflixのオリジナル番組の「Narcos」の第2シーズン公開前に第1シーズン全話を地上波で放送する。Univisionの多チャネルサービス向けネットワークのUniMasは同様にNetflixの「Club de Cuervos」を放送する。また、UniMasはメキシコの麻薬組織のボスのEl Chapoに関するドラマを制作中で、その放送終了後、Netflixがアメリカと世界での配信権を得る。

別のNetflix関係のニュースで、2015年に結ばれた契約に基づき、今年の秋からNetflixがDisney映画(Disney、Marvel、Lucusfilm、Pixar)の独占配信となり、これまでDisney映画を配信してきたNetflixとStarzでの新作Disney映画の配信は無くなる。契約は2016年1月1日以後に公開された映画が対象になるので、Star Wars: The Force AwakensはStarzが独占配信権を持つ。