PlayStation VueとESPNの協力

PlayStation VueとESPNはUEFA EURO 2016を使った共同マーケティングを行っている。アメリカでのEURO 2016の中継はDisneyのESPNが行っており、ESPN.comでハイライトを配信しているが、試合のインターネットでの中継はTV Everywhereであり、多チャネルサービスへ加入が必要になる。SonyはPlayStationの利用者に対して、PlayStation Vueへの1週間無料トライアルを使う事ですぐにもEURO 2016を見ることが可能になるとの宣伝を行い、ESPNはESPN.com等の同社のサイトで同様な広告を行っている。

SonyはPlayStation Vueへの加入者数は発表していないが、Bloombergは10万人と推定している。競合のSling TVの加入者数はWall Street Journalが2月に60万人との推定を発表しており、Bloombergは現時点では70万人を超えていると予想している。PlayStation Vueは最近、PlayStation(3と4)、Amazon TV、iOSモバイルデバイスに加え、Rokuのサポートを発表した。Androidのサポートも近々予定されている。

Go90がキャストに対応

Verizonのモバイル向けOTTビデオサービスは新たなiOSとAndroidアプリでApple TVとChromecastへのキャスト機能に対応した。Go90はモバイル専門のOTTサービスでスタートしたが、これでテレビでの視聴も可能になった。Verizonはまた、Go90の配信をVerizon Digital Media Service(VDMS)に移行をしたと発表した。キャストへの対応はVDMSの機能で提供されている。Go90はVerizonがIntelから購入しOnCueの技術をベースにして来た。今回の移行は「技術的な問題」の解決と発表しているが、OnCueベースの技術も引き続き使われている。Variety.comはVerizonはOnCueの技術を使ったコード名が「Millard」と呼ばれるOTTベースの多チャネルサービスを開発していると報じている。

Twitterがビデオ機能を強化

Twitterはこれまで最大30秒であったビデオツイートの長さを140秒にし、より良い画質の為にロンドンのMagic Pony Technologyを買収した。Magic Pony Technologyは少ない帯域でより鮮明なビデオを配信する技術を開発している。Twitterはまた、一部のパートナーに対しては10分以上のビデオを配信する事を可能にした。Twitterは今期にNFLの10試合をライブ配信する契約があり、その広告スペースの50%はすでに売れと発表している。Twitterは他にもスポートを含めたライブ・イベントの配信を交渉中であり、急速にビデオ配信分野でも重要な会社になり始めている。

HuluのOTT多チャネルサービス

Cord Cutters Newsは、Huluがその加入者に対して行ったアンケート調査をベースにそのOTTベースの多チャネルサービスの概要を予想している。それによると、Huluの新しいサービスは既存のオンデマンドサービスとは全く別のサービスとなり、AMC、ESPN等の通常の多チャネルネットワークがライブで提供される。価格は1つのストリームの場合は月$35、1つの宅内デバイスと1つのモバイル・デバイスから同時アクセスが可能なパッケージは$50。共にクラウドDVRとして20時間の録画が可能だが、早送りで広告をスキップする事は出来ない。

別のHulu関連のニュースで、同社はOculus Rift向けのアプリを発表した。Huluは3月にはそのビデオコンテンツをSamsungのGear VRから見ることを可能にするアプリを提供開始している。Huluは30以上のVRコンテンツを配信している。また、Syfyチャンネルのドラマ「12 Monkeys」の視聴の為に特別なVR環境での視聴スペースも公開している。

CWがNetflixと契約

Time WarnerとCBSのJVで、第5の地上波ネットワークであるCWはNetflixと過去のシーズンの番組の配信契約を締結した。これにより、Netflixはシーズン終了の2週間後には「Supergirl」等のCW番組の独占配信をする事が可能になる。CWはまた、Huluとの現シーズンの番組契約の更新を行わなかった。これまで、CWのシーズン中の番組はHuluが独占配信してきた。契約が切れる10月以後の現シーズン番組配信はCWのウェブサイトで行われる。