TiVo加入者が740万に達する

TiVoのDVR加入者数は740万世帯に増えた。小売店で購入した世帯は3,000世帯減ったが、ケーブルTV事業者経由の世帯は23.9万世帯増えた。ケーブルTV事業者経由の加入者は合計で668万世帯になった。過去12ヶ月間でケーブルTVで事業者経由の利用者は130万世帯増えている。売上は前年同

SVODとDVRの利用が並ぶ

テレビの視聴においてDVRでのタイムシフト視聴はこれまで最先端であった。多チャネルサービス事業者はDVR機能を持つSTBを導入し、DVRは大きな普及をした。ここ数年間でDVRの普及率、それにタイムシフトの視聴時間は大きくと増えてきた。しかし、TV番組がOTTで提供され始めた事で、DVRの魅力は下がっている。SVODはタイムシフトをするだけでなく、場所も選ばず、視聴デバイスもテレビに限定をしない。

NielsenのThe Total Audience Report Q1 2016(http://goo.gl/xkph85)によると2016年Q1におけるSVOD利用世帯は50%になり、DVR利用世帯と並んだ。DVRの普及は昨年から停滞をしていた。DVR普及率はここ6四半期ほぼ横這いであったのに対して、SVODの利用は10ポイントの成長をしている。

ComcastとNetflixが協力

ComcastはSTBからNetflixの視聴を可能にする。Netflixの利用が可能になるSTBはIPにも対応し、アプリを走らせる事が可能なX1で、X1の普及はComcast加入世帯の40%を超えている。これまでにSuddenlink等の中小事業者に加え、Dish NetworkがSTBからNetflixを利用可能にしているが、Netflixからの支払いは無い契約であった。これに対して、Huluは多チャネルサービス事業者との再販契約を開始しており、Cablevision等がHuluの提供を始めている。ComcastとNetflixの契約の内容は公開されていないが、NetflixからComcast経由の加入者に対する支払いが含まれていると推測されている。

Netflixが多チャネルサービス事業者のSTBからのアクセスを求めている理由は明白である。Netflixの加入率は世帯の50%に近づき、成長速度は遅くなる。ブロードバンドがあり、そしてNetflixをテレビで見るためにApple TV等の設置が行える、テクノロジーに強い世帯の多くにはNetflixは普及しており、今後の成長を支えるのはテクノロジーに弱い世帯へのアピールが必要になる。既存の多チャネルサービスのSTBからNetflixが見られるようにする事で得られる潜在視聴者層は大きい。

FCCのSTB開放規制案への代案

FCCのWheeler委員長は2月にSTBのオープン化を行うための規制案を発表した(The Compass 3月号参照)。STBを標準規格化し、消費者が購入する事を可能にする事は20年前の1996年通信法に含まれているが、まだ実現していない。STBのレンタル料は年$200以上であり、加入者2200万世帯のComcastであればレンタル収入は$40億になり、事業者からの反対は強い。ケーブルTVのSTB向けの標準規格とし、OpenCABLEが作られたが、成功しなかった。

VerizonがYahooを買収

昨年の$44億ドルでのAOLの買収に続き、Verizonは$48億でYahooを買収した。YahooはVerizonのEVP、Marni Waldenの下で、AOLと統合される。AOLは政治、テクノロジー、娯楽系のコンテンツに強く、Yahooはスポーツ、経済、社会系のニュースで知られており、