OTTパワーユーザの視聴動向

OoyalaはAVOD(ニュース)、AVOD(エンターテイメント)、SVOD(エンターテイメント)、TVODのパワーユーザ(平均より視聴時間の多い人)の利用状況をそのホワイトペーパー(Ooyala Global Video Index Q2 2016 https://goo.gl/GtGxka)でまとめている。月平均の利用日数はTVODが最も少なく、視聴は週末に多い。逆にAVODでのニュース視聴は平日に多い。AVODのエンターテイメントは木曜日と金曜日の視聴が多い、SVODのエンターテイメントは平均的に視聴されているが、日曜が多く、週の初めは少ない傾向にある。1回平均の視聴時間はAVODでのニュースが最も短く、SVODが多い。視聴に使われるデバイスはAVODはコンピュータが多い。視聴が平日に多く、仕事中の利用が殆どと思われる。これに対して、AVODのエンターテイメントはモバイルデバイスからの利用が圧倒的に多い。

パワーユーザのOTT視聴
  AVOD(ニュース) AVOD(エンターテイメント) SVOD(エンターテイメント) TVOD(エンターテイメント)
月平均利用日数 9.97日 11.05日 11.41日 8.93日
1回平均視聴時間 8.4分 51.6分 145.2分 88.8分
1日平均視聴時間 16.2分 133.8分 276分 188.4分

Ooyala

HDR TVは2020年までに1億台

調査会社のStrategy Analyticsによると、2020年のHDR対応TVの出荷台数は世界で5800万台となり、累計で1.07億台となる。アメリカの世帯に於けるHDR普及率は世帯の25%になる。しかし、消費者の間では4K、UHD、HDRに関する誤解は非常に多く、購入計画の調査結果の精度には問題があると同社は注意を促している。Strategy Analyticsがアメリカと西ヨーロッパの6000人を対象に行った調査では、15%はUHDでの放送はすでに行われており、6%はUHDを視聴していると答えている。

日記式の視聴者調査が終わる

テレビ視聴調査を行っているNielsenはやっと紙の日記式の視聴者調査をやめ、すべて電子化する。Nielsenは210地域中の70地域では調査は100%電子化されているが、140の小規模の地域ではまだ日記式の調査も併用されていた。これらの地域でも2017年中に電子ベースに移行し、2018年始めまでに日記式は完全に廃止される。

CWはシーズン中配信を独自で行う

CBSとTime Warnerが共同で持つ地上波ネットワークのCWはシーズン中の配信を無料で自社のウェブ、あるいはアプリだけで行う事を発表した。これまでは、Huluと契約をしてきたが、Huluとの契約は今期で切れた。SVOD化も噂されていたが、CBS All Accessの様な有料サービスではなく、CWは広告収入で配信をする。CWはウェブ、それにモバイル端末のアプリだでなく、Roku、Apple TV、Fire TV等コネクテッドTVのアプリも提供していく。過去のシーズンの番組の配信はNetflixと独占契約しており、CWのアプリでは視聴出来ない。Netflixでの配信はこれまでのようにシーズン完了の1年後ではなく、最終話放送の8日後からスタートする。