NextVRのコンサート配信

VR配信プラットフォームのNextVRとコンサートプロモーターのLiveNationはCitiをスポンサーに最大10回のライブコンサートをバーチャル・リアリティで年内に配信開始する。コンサートはNextVRのアプリのLive Nationチャンネルから配信される。どのアーティストのコンサートが配信されるかは発表されていないが、ステージでのパフォーマンスだけでなく、コンサート開始前のバックステージの模様も配信される。コンサートシリーズは「Backstage with Citi」と呼ばれる予定。現在、NextVRのアプリはSamsung Gearだけに対応しているが、年内にはGoogle Cardboard、Oculus Rift、HTC Vive等の他のVRヘッドセット向けアプリも提供開始される。

NCTAが「ケーブル」を捨てる

NCTAはその名称を「NCTA – The Internet and Television Association」に変え、「ケーブル」を完全に捨てた。NCTAの「CT」の部分はCommunity TelevisionからCable Television、そしてCable Telecommunicationsへと変わってきた。NCTAのThe Cable Showは2015年からINTX(Internet and Television Expo)にすでに変わっていた。そのINTXは2017年(ワシントンDCで4月開催)を最後に終わりになる事も発表され、The Cable Show/INTXは65年で幕を閉じる。The Cable ShowからINTXに名前を変えても来場者は減少を続け、2016年の来場者数は公開されなかった。しかし、これでケーブルTV関係の展示会がなくなる訳ではなく、SCTE(Society of Cable Telecommunications Engineers)のCable-Tec Expoは健全で、9月にフィラデルフィアで行われた展示会には1万人が参加し、2015年(ニューオリンズ)の8600人を上回った。

Layer3 TVがシカゴでサービス開始

ブロードバンド回線を借り、その上で多チャンネルサービスを提供するLayer3 TVのサービスがシカゴで開始した。Layer3はこれまでテキサスでテストサービスをして来たが、シカゴでのサービスが同社の最初の正式なサービスとなる。Layer3 TVはブロードバンド上で行われるIPTVであるが、回線は同社が借りている物で、利用者任せのOTTサービスではない。テキサスのテストはSuddenlink(Altice USA)の回線を使っていた。シカゴで使っている回線事業者は公開されていないが、RCNと推測される。シカゴのサービスは基本パッケージが$75で、オプションを加えると$100を超え、低価格が魅力のOTT多チャンネルサービスとは違う。逆に、Layer3 TVはハイエンド狙いの様で、STBを設置するフィールドエンジニアはBMWに乗ってくる。Layer3 TVは4K配信の準備も進めている。次のLayer3 TVのサービスが始まる都市は同社の本社があるデンバーになる予定。

ComcastとNetflixの提携

ComcastはX1上でのNetflix提供のベータテストを開始した。テストの規模は発表されていないが、X1でNetflixのアプリが走るだけでなく、X1の検索機能でNetflixのコンテンツを探す事が可能になる。また、X1からのNetflixに加入する事も出来る。その場合の支払いはComcast経由になるのかは不明。サービスの正式なスタートは11月の予定。ComcastはNetflixだけでなく、他のOTTサービスとも交渉をしている。

Liberty GlobalもNetflixを提供

世界的にケーブルTVサービスを行っているLiberty GlobalもNetflixをSTBで提供する契約をした。Liberty GlobalのVirgin Mediaは2013年からTiVoベースのDVRでNetflixを利用可能にしているが、今回の契約は世界規模で、Liberty GlobalのHorizon STB上で提供される。NetflixコンテンツはHorizonからの検索結果に表示される。最初のNetflixが利用可能になるのはオランダのZiggoで、その後、他の欧州諸国、ラテンアメリカ等のLiberty Globalのシステムに拡大され、2017年末迄にすべてのシステムでNetflixが利用可能になる。新規加入の申し込みはNetflixからで、Liberty Global経由では出来ないが、Liberty Globalはコミッションを受け取る。