スペイン語放送のTVネットワーク、Univisionはメキシコのサッカーリーグ、Liga MXの次シーズンの46試合をFacebookでライブ配信する。配信される試合はプレイオフを含め、すべて英語で行われる。地上波ネットワークのUnivisionはアメリカに於けるLiga MXの独占放送権を持っており、試合はケーブルTVチャンネルのUnivision Deportesで放送されている。配信はFacebook上のUnivisionのページ、それにFacebookのビデオタブから見る事が出来る。Facebookビデオにはまだ広告機能が無いため、最初の数試合は広告無しでの配信になる。
Comcast: X1でYouTube視聴
ComcastはX1上でNetflix、Sling TVを利用可能にしたのに続き、YouTubeの視聴も可能にする。Netflixと同様にYouTubeアプリもX1とインテグレートしており、X1の音声検索等に対応している。アプリは有料版のYouTube Redにも対応しており、YouTube Red独占コンテンツの視聴も出来る。しかし、YouTubeが新しく発表したOTTベースの多チャンネルサービスのYouTube TVには対応していない。また、ComcastはYouTubeのビデオの中から選んだものをXfinityのVODでも配信するので、X1を利用していないComcast Xfinityユーザもテレビで一部のYouTubeビデオの視聴が可能になる。
ComcastがX1でNetflixを利用可能にしてからまだ3ヶ月しか経っていないが、すでにX1でのNetflix利用者は30%を越している。ComcastのケーブルTVへの加入世帯数は2230万で、X1はその50%に普及しているので、X1上でNetflixを使っている世帯は330万世帯となる。
Verizon FiOSのフルIP化
VerizonのFiOS TVは光ファイバー上で提供されているが、IP放送では無く、既存のケーブルTVと同じにQAMを使い、オンデマンドだけがIP配信である。VerizonがFiOSサービスを始めた時点ではまだIPTVは新しい技術であり、安定したQAMが選ばれた。IPへの移行は噂されてきたが、Verizonの光ファイバーへの投資が終了したことで、IPベースのFiOS TVの話は消えていた。しかし、バルセロナのWorld Mobile CongressでVerizonのExponent部門はフルIPのTVサービスのデモを行った。ExponentはVerizonの技術を海外で販売する部門であり、必ずしもFiOSサービスのIP化が予定されている訳で無いが、IP化の技術開発を進め続けている事は確実である。
デモではまったく新しいルーター、DVR、それに子機が使われていた。DVRは現在、FiOS TVで採用されている物より、かなり小型であった。ルーターはすでのFiOSサービスでの導入が決まっている新しい製品と(写真では)同じようである。UIはSVODサービスに使われているタイプで、音声入力がサポートされている。音声認識だけでなく、登録した利用者の声を判断する事が出来、話している人によりUIのプロフィールが自動的に変わる。
Dish加入者は2.8万世帯増える
加入者減少が続いてきたDish Networkへの加入者(衛星放送とOTTのSling TVの合計)はQ4では2.8万人増えたが、2016年は合計で31.3万世帯を失い、2016年末での加入者数は1360万世帯であった。Sling TVの加入者数は100万から200万人と推定されている。
別のDish関連の話題で、同社は最初の4K番組として、BBC AmericaのPlanet Earth IIを2月18日から放送開始している。4Kでの視聴にはHopper 3 DVRに加え、子機の4K Joeyを4Kテレビに接続する必要がある。Planet Earth IIはBBC AmericaチャンネルではHDで放送され、別の4Kチャンネルでサイマルキャストされる。BBC Americaが含まれるパッケージへの加入者であれば、4K版も無料で視聴する事が出来る。
DirecTV NowがStarzを追加
AT&TのOTTベースの多チャンネルサービス、DirecTV Nowは有料オプションチャンネルとしてStarzを月額$8で加えた。DirecTV Nowは通常の多チャンネルサービスより安い値段でプレミアムチャンネルを提供するのが戦略のようで、HBOは$5で提供している。既存の多チャンネルサービスではHBO、Starz等は$15で提供されているので、HBOのプレミアムチャンネルの料金は3分の1から半分である。
