NBCがプレミアリーグの配信をOTT化

NBCはサッカーのプレミアリーグの試合を1シーズン$50でOTT化する。NBCはプレミアリーグの全試合の放送権を持っており、昨年までは地上波のNBC、多チャンネルサービスのNBC Sports等で放送しない試合はすべてTV Everywhereとして、多チャンネルサービス加入者向けに配信して来た。今シーズンからは放送されない130試合はOTTサービスのNBC Sports Goldでの有料配信になる。NBC Sports Goldはプレミアリーグの試合以外にラグビー、自転車競走、陸上競技等の有料配信をしている。

CenturyLinkのOTT多チャンネルサービス

電話事業者としては3位のCenturyLinkもStreamと呼ばれるOTTベースの多チャンネルサービスのベータテストを開始した。基本パッケージの価格は$45で、CenturyLinkのブロードバンドサービス加入者には$5の割引がある。サービスには約50のチャンネルとクラウドDVRが含まれる。同時ストリーム数は3つとなっている。地上波としては現在、一部の都市でABCとNBCの同時配信がある。パッケージ構成はSling TVの様にそれぞれ$5~$10のLifestyle、Pop、Movie、Kids & Family等のパッケージを加えて行く「アラカルト」タイプになっている。

AT&Tが固定5Gのテストを開始

AT&Tはテキサス州オースティンで5Gを使ったDirecTV Nowの配信テストを開始した。テストの期間、規模は発表されていないが、AT&Tはこれらのテストを基にし、5Gベースの固定ブロードバンドと多チャンネルサービスを開始して行く予定。また、AT&TはLTEベースの固定ブロードバンドサービスの提供地域を拡大した。固定LTEブロードバンドはブロードバンド選択肢が限られている地域で提供されており、現在はジョージア、アラバマ、フロリダ、ケンタッキー、ミシシッピー、ノースカロライナ、サウスカロライナ、テネシー、それにルイジアナが対象になっている。AT&Tは今年中に18州に広げる予定。

VerizonがIPTVのテストを開始

VerizonのFiOS TVネットワークは光ファイバーだが、ビデオにはIPではなくQAMを使っている。IP移行は開発中であり、そのソルーションはMobile World Congressで展示された。移行への具体的な計画は発表されていないが、6月にテストサービスが開始された。テストは一般利用者を含むがその規模は公開されていない。

別のVerizon関連のニュースで、同社は$45億のYahooの買収を完了させ、その前に買収したAOLとYahooの統合を始めた。2社を統合した部門のブランド名はOathとなる。AOLとYahooの合計社員数は14,000人だが、その約15%にあたる2000人がレイオフされる。

Shawの加入者が増える

ComcastのX1に対する評価は高く、Comcastは2016年に加入者を増やす事が出来た2つの多チャンネルサービス事業者の1社(もう1社はVerizon)であった。そのX1をライセンスし、BlueSky TVと呼ばれる次世帯多チャンネルサービスを始めたカナダのShaw Communicationsも好調で、前四半期で13万世帯を増やした。Shawは前年同期には27万世帯を失っており、加入者がプラスになったのは2010年以来初めてである。ShawのケーブルTVサービスへの加入者は133万世帯になった。