Disneyはコンテンツ制作とパーク事業にAI、ミックスド・リアリティー等の最新技術採用を促進するためにOffice of Technology Enablement(OTE)と呼ばれる部門を設立した。OTEはDisneyのテレ技番組、映画、ハーク事業部門と協力し、新しい技術の導入を進める。OTEのヘッドには元映画部門のCTOのジェイミー・ヴォリスが就任し、Disney Entertainmentのアラン・ベーグマン会長の直下になる。
CharterがLiberty Broadbandを買収
Charter CommunicationsはLiberty Mediaが持つLiberty Broadbandを買収する。Liberty Broadbandはアラスカのブロードバンド事業者のGCIを持っているが、CharterがLiberty Broadbandを買う理由はGCIを得るためではなく、26%の自社株を買い戻すことである。GCIは買収前にスピンオフされ、独立会社になる。Liberty Mediaは元Tele-Communications Inc.(TCI)のCEO、ジョン・マローンの会社で、2014年にCharterの株を購入している。
スピンオフにされるGCIはアラスカ最大のケーブルTV事業者だが、ケーブルTV加入者は減っており、ケーブルTVサービスからの撤退を発表している。GCIはQAMベースのサービスを止め、ブロードバンドを使ったビデオサービスに移行すうる。サービスは市販のFire TV、Apple TV等でも利用できるが、GCIはComcastとCharterのJVのXumoのストリーミング・プレーヤーをメインのデバイスを主体とする予定。
RogersがXfinityブランドを採用
カナダの通信事業者のRogers CommunicationsはComcastのXfinityブランドを採用する。264万のケーブルTVと420万のブロードバンド世帯を持つRogersは、以前からX1等のComcastの技術を採用している。6ヶ月前にRogersはこの先10年間Comcastの技術を採用する契約を結んだ。ベースはComcastの技術であったも、サービス名には自社のIgniteプランドを利用していたが、今後はXfinityプランドに統一する。Rogersは2023年に競合のShaw Communicationsと合併している。
AmazonがAVODのFreeveeを中止
AmazonはIMDb Freediveとして2019年にスタートしたAVODサービスのFreeveeの提供を中止した。Freeveeが提供されてきたアメリカ、UK、ドイツ、オーストリアではFreeveeで配信されていたコンテンツはAmazon Prime Videoの無料コンテンツとして引き続き提供される。Amazon Prime Videoには無料コンテンツもあり、さらにAmazon Prime Videoに広告付きプランが加わったことで、Freeveeの地位が曖昧にねっていた。無料コンテンツを別途、Freeveeで提供するよりAmazon Prime Videoで提供した方がPrime Videoのブロモーションになり、また、広告主にとっても1つのプラットフォームの方が便利である。Amazonはもう1つ、Fire TV上で、Fire TV Channelsと呼ばれるFASTを提供しているが、これはそのまま提供される。
Rokuが利用者数発表を終了
Netflixに続き、Rokuも来年から利用者数とARPU(ユーザあたりの平均売上)の報告を廃止す。ケーブルTVでは加入者数とARPUが経営状況を知る上で重要な数字であった。しかし、Netflixはストリーミングでの重要なことは加入者の満足度で、加入者数とARPUはそれを示すものではなく、来年から報告を行わないことを前期に発表した。Netflixは総視聴時のみを発表する。確かに加入者数はプロモーション等で左右され、加入者がサービスに満足しているかは表さない。また、加入者の増減が話題になり、それがすぐに株価に現れることを会社は避けたい。しかし、利用者数が分からなくなるのはアナリストには困る。
