DirecTVがVODを開始

DirecTVはそのDirecTV PushHD DVRとR22 DVR向けにVODのサービスを開始した。サービスは無料だが、ブロードバンドへの接続が必要になる。DirecTVは4000以上の無料、有料コンテンツをオンデマンドで提供する。新作映画等は事前に加入者のDVRに自動的に蓄積され、すぐに視聴可能になる。それ以外のビデオコンテンツは加入者が選んでから、HDDに送られるので、すぐに視聴は出来ない。この不便さを補うために、DirecTVはVODの選択をインターネットからも可能にし、会社のコンピュータ、携帯電話等から事前にダウンロードをする事を可能にしている。

地上波放送のインターネット再送信は違法

米国コピーライト局は議会への報告で、インターネット上での地上波放送の再送信に対してこれを違法とするべきとの判断を示した。地上波放送の放送はその局の地元にあるケーブルTV事業者に対しては再送信権があると認められ、著作権料の支払い無しで行うことが出来る。インターネット上での再送信にもこの権利を当てはめて欲しいとの要望が出ているが、コピーライト局は現時点ではこの法令のインターネットへの適用は拒否するべきとの判断を下した。議会は2004年にDBS事業者へのこの法令の適用を拡げる規制を更新する際に、インターネットへの適用の判断を求めた。コピーライト局はインターネット上での地上波再送信にはこの法令は適用しないと判断をしているが、IPTVは上での再送信は可能とされている。コピーライト局はIPTVは既存のケーブルTVの定義とは違うが、AT&T等のAPTVサービスはケーブルTVと同様と見なされており、この法令は適用されると判断している。

ABC、ESPNがVeohと契約

地上波TVネットワークのABCは、オンラインで同社のTV番組を提供する会社としてVeohと契約をした。ABCのオンライン・シンジケーションの契約はこれで2つ目(AOLが1番目)。VeohはDesperate Housewifeを含む、ABCのTV番組を配信する事が可能になるが、視聴者はABC.com専用のプレーヤをダインロードする必要がある。Veohはまた、ABCと同じDisney系のスポーツ主体の多チャンネルネットワークのESPNとも契約をした。ESPNのTV番組を配信する権利は無いが、ESPNが提供するスポーツニュース等のショートクリップの配信権を得る。VeohはCBS、MTV、FEARNet、Lionsgate、PBS、US Weekly等の会社とシンジケーション契約がある他、さまざまなユーザ提供のビデオを配信し、2800万の利用者を持つ。

ブロードバンド世帯は55%

Pew InternetとAmerican Life Projectの最新統計によると、アメリカのブロードバンド世帯は2008年5月で、55%に達した。前年同期は47%で、2005年は35%であった。ダイアルアップの利用世帯は10%に減っている。しかし、ダイアルアップ世帯の35%はブロードバンドは高価過ぎると答え、また、14%はブロードバンドサービスが提供されていないと答えており、ダイアルアップの利用は続いて行くであろう。ダイアルアップユーザの19%はブロードバンドへは絶対に切り替えないと答えた。ブロードバンドサービスの平均月額は$31.50で、1年前より、50セント下がった。ダイアルアップの平均月額は$19.70で、昨年より9%アップしている。

インターネットの44%はP2P

帯域管理システムベンダーのSandvine社が発表したデータによると、北米のISPが運営しているインターネット網のトラフィックの内、44%はP2Pのアプリケーションから来ている。Sandvineは北米の大手ISPのデータトラフィックを調査した。5月の統計ではトップはP2Pで、全体の43.5%を占めていた。ウェブブラウジングが27.3%で2位、ストリーミング・メディアが14.8%で3位であった。その他はプライベート・ネットワークへのアクセス(5.9%)、ニュースグループ(5.6%)、VoIP(0.2%)。上流だけで見ると、P2Pのシェアは75%と、圧倒的に多く、2位はプライベート・ネットワークへのアクセス(9.9%)、ウェブブラウジング(9.1%)であった。