DiercTVの加入者増が鈍る

DirecTVの第3四半期の加入世帯増加は156,000世帯あり、前年同期の240,000世帯より35%の減少であった。DirecTVの加入者数はそのHDチャンネルを増やす戦略により、大きな成長を見せてきた。しかし、競合の多チャンネル事業者もHDチャンネルを増やしており、また、景気の後退も原因し、DirecTVの成長は鈍りだした。

競合のDISHは11月10日に第3四半期の発表を予定しており、今号の出版には間に合わないが、証券アナリストのStanford Bernsteinの推定ではDISHの加入者は87,000世帯の成長をしている。25,000世帯を失った前期よりいい結果であるが、前年同期対比では21.2%の減少になる。

Verizonもサポートサービスに参入

AT&Tは8月にConnecTechと呼ばれる出張サポートサービスへの参入を発表したが(2008年9月号「AT&T: 家庭向けのテクニカルサービス」参照)、VerizonもExpert Careと呼ばれるサポートサービスを発表した。Expert CareはPCを含めた、ホームエレクトロニックス製品のサポートを行う。サービスは3種類ある。製品のプロテクション・サービスは月額$4.99から$19.99で製品の補償を提供し、故障時の修理、交換を行う。技術サービスは月額$14.99で、PCのウィルス感染の対応、ホームネットワークのトラブル等に遠距離診断と電話サポートで対応する。そして、出張サービスは1回、$99.99から$249.99の価格で、PCの修理、ホームシアターの設置等を行う。出張サービスは現在、Verizonのスタッフではなく、Circuit CityのFiredogとの契約で行われている。

Comcastの人材広告VOD

Comcastの広告販売部門のComcast Spotlightは求人、求職情報会社のMonsterと契約をした。Comcastは「Monster On Demand」と呼ばれる求人情報のビデオをそのVODプラットフォームで提供し始める。Monsterは求人募集のオプションとして、「Monster On Demand」の利用を企業に売り、その収入の一部をComcast Spotlightが得る。Comcast Spotlightはすでに一部の地域で不動産情報の広告を同様の仕組みで行っている。

まだまだ多いチャンネルザッピング

EPGの普及により、チャンネルザッピング(英語ではチャンネル・サーフィング)は減るはずであるが、MicrosoftのConnected TV部門が英国の2000人のデジタルTV視聴者を対象に行った調査では、27%は1週間に3.5時間ものチャンネルザッピングを行っている。若者(16才から24才)が特にその20%がTV視聴時間の4分の1をザッピングに費やしている。73%は番組予定を探すのが大変で、見たいプログラムを見逃ししまっていると答えている。Microsoftはチャンネル数が増えており、見たい番組を探すのに時間が掛かる事は当然であり、その為に同社はEPG技術に力を注いでいると語っている。