DISHは10,000世帯の損失

DISHは第2四半期に25,000世帯の加入者を失ったのに続き、第3四半期には10,000世帯を失った。競合のDirecTVは第2四半期に129,000、第3四半期には156,000世帯を増やしている。DISHはAT&Tと再販契約があり、その1378万世帯の内、約100万世帯はAT&T経由の顧客であるが、DISHとAT&Tの契約は2009年1月31日で切れる事になっている。証券アナリストのDISHに対する評価は落ち、Credit SuisseはDISHは2008年は、昨年より16,000世帯の減少をすると予想し、Collins Stewartは2009年の加入世帯数は10万世帯減になるとの推測を発表している。

DISHの加入者の損失は、同社スピンオフしたSTB部門のEchoStarにも影響をしており、EchoStarは第3四半期で3.08億ドルの赤字を出した。

Comcastの本陣に迫るFiOS TV

VerizonはComcastの本社のあるフィラデルフィアの近郊でFiOS TVサービスを提供しいるが、フィラデルフィア市ではフランチャイズ契約が無く、サービスは提供されていない。フィラデルフィア市はVerizonとのフランチャイズを認める条例を年内に投票にかける事になっていたが、委員会は12月3日の会議で、採決を延期した。このフランチャイズ契約は15年で、Verizonは3年以内に市の30%にサービスを提供し、5年以内に70%まで拡大する事になっている。Verizonはフランチャイズ契約の条件として、市の技術・教育基金に200万ドル、公共チャンネルに対して920万ドル、それに最大15の公共アクセスチャンネルの無償提供を約束している。Verizonはこの他、ワシントンDCとのフランチャイズ契約を進めている。

ComcastがSearsと協力

ComcastとデパートチェーンのSears, Roebuck & Co.は同店舗の電子機器売り場で、Comcastのサービスを販売する契約を行った。Searsの400店舗で、販売員はComcastの教育を受け、サービスの販売を開始する。また、100店舗にはComcastが同社のサービスの説明を行う、双方向TVの設置を行う。Comcastが提供するケーブルTV、ブロードバンド、電話のいずれか1つに加入した顧客には最高で$100のSearsクーポン、トリプルプレーへの加入者には$250のSearsクーポンが提供される。ComcastはすでにBest Buys、Office Max、Radio Shack等との販売契約がある。

NBCとFoxがローカルニュース制作で協力

NBCとFoxはローカルニュースの制作で協力をする事を発表した。Fox Television StationsとNBC Local MediaはFox、それにNBC共に地上局を保有する地域に於いて、ローカルニュース向けの映像を取材するジョイントベンチャーを設置する。それぞれの放送局はそのコンテンツにアクセス、編集し、それを放送する事で、コストの削減を計る。最初のJVが設置されるのはフィラデルフィアで、サービスは2009年1月に開始し、その後、ロサンジェルス、シカゴ、ニューヨーク、ダラス、ワシントンDCにも設置される。

Verizonが完全デジタル化

VerizonはそのFiOS TVでケーブルTV事業者と同様に地上波再送信と幾つかの多チャンネルネットワークをアナログでも提供してきた。これをする事で、STB無しのTVでも基本的なチャンネルを視聴する事が可能であった。しかし、VerizonはFCCに対して、STBからCASを切り離す義務化の開始を遅らせる事の交渉の条件として、2009年2月17日までにアナログ放送を約束していた。Verizonは11月24日に同社がサービスを提供している地域全部で、アナログサービスの提供を終わらせた事を発表した。これにより、FiOS TVの利用者は全てのTVにSTBを取り付ける必要が出る。Verizonはその加入世帯に対して、MotorolaのDCT700を新たに1台無料で提供し、2台目は月額$3.99でレンタルをしている。DCT700は最もベーシックなSTBで、EPG、VOD等のインタラクティブサービスには対応していない。