中小規模の電話事業者が提供するIPTVサービス向けにコンテンツの配信を行っているSES AemricomのIP Primeが2009年7月末で閉鎖になる。IPTVのサービスは数多くの中小電話会社が提供を始めているが、独自に番組を調達する事は高価であり、SES Americomはこのニッチ向けにIP Primeのサービスを開始した。SES Americomは70近い事業者と契約があり、その内、37の事業者がサービスを開始している。しかし、これら電話事業者の規模は小さく、加入エンドユーザ数は11月末で1万世帯でしかなかった。
U-Verse加入者が100万を超える
2006年6月にサンアントニオでサービスが開始されたAT&TのU-Verseは2008年末で100万世帯を越えた。U-Verseは現在、16州の80近い地域で提供され、940万世帯がサービス対象になっている。U-Verseの浸透率は約9%であるのに対して、VerizonのFiOS TVは19.7%の浸透率がある。また、AT&TはU-Verseサービスの提供をノースカロライナ州ローリー、フロリダ州オーランド、アラバマ州バーミンガム、サウスカロライナ州コロンビア、それに中部テネシーで開始した事も発表した。
VerizonがFiOS上でVoIPを開始
VerizonはそのFiOS上で9月より、VoIPベースの電話サービスを一部のバージニアとマリーランドの地域で開始をしている。同社は2009年に全FiOSサービス地域で、FiOS Digital Voiceと呼ばれるVoIPベースの電話サービスを開始する予定。価格は米国内の通話無制限のプランが月$45で、1分間5セントの通話プランは月$15で提供される予定。また、VerizonはワシントンDCにおいて15年間のケーブルTVフランチャイズ契約を締結したと発表した。
Voomが閉鎖
HDプログラミングサービスのVoomがその米国向けの事業を閉鎖する事を発表した。VoomはCablevision系のコンテンツ会社、Rainbow Mediaが2004年にHD専用のDBSサービスとして立ち上げ、21のHDチャンネルを提供していた。HD専用のDBSサービスは時期的にも早すぎ、成功をしなかった。Voomは2005年にDBSサービスを辞め、その衛星をDISH Networkに売った。Voomで提供されたいたチャンネル中の15のHDチャンネルはCablevisionが放送をすると共に、DISHがオプションとして提供する事で合意した。しかし、Voomのチャンネルはポピュラーにはならず、DISHはVoomとの15年契約を2008年5月に破棄した。これにより、米国でのVoomの放送プラットフォームはCablevisionだけとなり、今回その閉鎖が発表された。
ケーブルTVリモコン規格
ComcastとPanasonicは共同で、ケーブルTV環境向けのユニバーサル・リモコンの規格を開発する事を発表した。このHDMI-CEC技術にPanasonicのVieraLinkが使われる。HDMI-CECを採用する事で、Tru2way対応のデジタルSTBはTru2way機能を持たないTV、その他のA/V製品と通信し、これら非Tru2wayデバイスからSTBのTru2way機能を使うことが出来るようになる。ComcastとPanasonicはCableLabsに働きかけ、これを次世代STBの標準仕様に仕様としている。
