ケーブルTV事業者は1社でその市場の30%以上の加入者を保有する事は出来ないとの規制に対する裁判が開始された。この30%規制をFCCが2008年再認定した事に対してComcastは2008年3月に訴訟を起こした。Comcastは事業者のシェアを30%に限定するのはその発言を奪う物で、違憲だとしている。Comcastはまた、そのシェアの計算にDBSサービスへの加入者を加えていないこともこの規制の大きな問題だとしてている。これに対して、FCCはこの規制はテレビ・プログラムのボトルネックを作らないために必要だと反論している。2001年に法廷は一度この規制を差し戻し、FCCにDBSをその計算に考慮する事を命じた。しかし、FCCは2007年にほぼそのままの形でこの規制を再認定した。法廷は7月に判定を下すと思われる。
DTVコンバーター品不足の懸念
DTVコンバーター・クーポンに対する予算が6.5億ドル増やされたことで、議会ではDTVコンバーターの品不足に対する心配が出始めており、下院議会はDVRベンダー、小売店に対して、在庫を確認する手紙を出した。下院エネルギーと通商委員会において、CEAは現状では品不足の心配は無く、サプライアーは柔軟に対応が出来ていると語った。しかし、CEAのシャピロ会長のは3月末から6月12日の間のDTVコンバーターの販売台数を420万台と想定しているが、議員の一部では、予算追加の結果、550万台が必要になるとの推測が出ている。シャピロ会長はもし、品不足の懸念が出た場合は、クーポンで購入可能な製品に現在では対象外のハイエンドの製品、さらにはケーブルTV、DBSのサービスも加えると事を提案している。
DirecTVのiPhoneアプリ
DirecTVのiPhone/iPod Touch向けのアプリ、DVR Schedulerが3月30日に10万ダウンロードを越し、Apps Storeのトップ10入りを果たした。DVR SchedulerはiPhone/iPod TouchからDirecTVの番組表をアクセスし、DVRの録画予約を行うための物で、利用者は14日間のプログラミングガイドにアクセスし、役者、題名、内容の項目で検索を行い、番組情報を表示する事が出来る。録画したい番組を予約する事も簡単に出来る。
ケーブルTVの平均月額は$71
調査会社のCentris社によると、2008年後期にケーブルTVの平均月額は7.5%の上昇を見せ、$71になった。これは前年より、$5の値上げである。Centris社の調査は有料チャンネルも含めたトータル価格である。FCCのメディア局もケーブルTVの価格を調査しているが、これは地上波再送信と基本的なケーブルチャンネルで構成される拡張ベーシックの価格である。FCCが2009年1月に発表した価格によると、拡張ベーシックの平均月額は$49.65で、1995年より122%の値上げをしている。また、Centrisの調査によると、HDTVを保有している世帯は約4600万で、その内、HDTVサービスに加入している世帯は74%の3400万であった。
CableLabsがETVテストスイートを開発
CableLabsはそのEBIF(Enhanced TV Binary Interchange Format)をベースにしたエンハンスドTV(ETV)のテスト・スイートのアルファ版を出荷した。テスト・スイートはEBIFのアプリケーション、テストプラン、テスト管理ソフトウェアで構成され、ユーザ・エージェントの開発を可能にする。EBIFはtru2wayだけでなく、既存のSTBでも走らせることが出来るETVアプリケーションを開発可能であり、番組と広告に簡単に双方向性を提供出来る事からケーブルTV事業者は強い関心を示している。CableLabsはまた、そのオフィス内にETVのテスト設備も設立した事を発表した。
