Cablevisionはこの夏に、そのRS-DVR(Remote Storage DVR)と呼ばれる、ネットワークDVRのサービスを開始するためにコンテンツ事業者との交渉を開始した。Cablevisionは2006年にRS-DVRに契約を発表したが、これは著作権法違反だとしABC、CBS、NBC、Fox、Paramount、Disney等のコンテンツ事業者が訴訟をした。Cablevisionは昨年、上訴裁判に勝ち、ネットワークDVRは著作権法に触れないと判断された。しかし、コンテンツ事業者は最高裁に訴えを提出しているが、裁判所はまだこれを審議するかの決定を下していない。司法省は最高裁に対して、この審議を行う必要は無いとの提言をしている。
DishがリモートDVR操作サービスを開始
Dish Networkはインターネット経由でそのVIPシリーズのDVRの録画予約をするサービスを発表した。DishはこのDish Remote Accessと呼ばれるサービスを数ヶ月間テストしてきた。サービスは無料で提供される。DirecTVは2008年始めから同様なサービスを提供している。AT&T、Verizonも同様なサービスをしており、Comcast、Coxは今年の末までにサービスを立ち上げることを予定している。
TWCがHDNetの放送を中止
HDNetはまだHDが珍しい、2001年に最初のHD専門の多チャンネルネットワークとしてスタートした。HDNetはその名の通り、HDである事が売り物で、特定のジャンルのチャンネルではなく、スポーツ、映画、ドキュメンタリー等、HDであれば、何でも放送をした。しかし、殆どの多チャンネルネットワークが、別途HDで放送するチャンネルを持つようになった現在、HDである事は特徴では無くなっている。8700万の加入者を持つ、Time Warner Cableは5月一杯で、HDNetとHDNet Moviesの放送を終了する事を発表した。TWCはこれに代わり、Smithsonian HDとMavTVを放送する。
ITV運用テストに22社が参加
5月4日から9日までCableLabsがその本社のルイビル市(コロラド州)で開催したインタラクティブTVの運用テストに22社が参加した。合計で35のtru2way、それにEBIFのアプリケーションが様々なヘッドエンド、ユーザエージェント、STBの組み合わせ上でテストされた。このテストにはADB Global, Alcatel-Lucent, Biap, Cisco Systems, Cognizant Technology Solutions, Ensequence, Flashlight Engineering, Funai, HSN, iCueTV, itaas, Intel, S&T, Softel, Sony Electronics, Starz Entertainment, Time Warner Cable, TVWorks, UniSoft, Universal Electronics, Vidiom Systems, VividLogicが参加した。CableLabsは次のテストを秋に予定しているが、6月1日から5日にはCanoe VenturesとCableLabsの双方向・ターゲット広告の仕様に基づいた運用テストを予定している。
DBS、電話会社もTV Everywhereに賛成
多チャンネルネットワークのテレビ番組をインターネットで配信するが、認証システムを使い、多チャンネルサービスに加入している人だけがそれを見られるようにする、Time Warnerの「TV Everywhere」の構想にはDirecTV、Dish、AT&T、Verizonも基本的には賛成をしている。しかし、ComcastはTV番組の配信を同社のウェブサイトのFancastで行いたいように、多チャンネルサービス事業者は自社のポータルサイトで、自社のビデオサービスの加入者だけにサービスを提供したいと考えている。それぞれが独自の認証システムを使い、サービスを提供する「囲い込み」方式になる。これに対して、Time Warner等の多チャンネルネット向けのコンテンツを持つ会社は、自分のポータル、あるいはHuluの様なサイトを使って配信し、共通な認証システムで幅広く提供をしようと思っており、サービス形態での合意は出来ていない。
