Coxがモバイルサービスを開始

ケーブルTV事業者のCox Communications社はバージニア州ハンプトンロード、ネブラスカ州オマハ、それにカリフォルニア州オレンジ群でモバイル電話とデータサービスのテストを開始した事を発表した。テストは限定したCox社の顧客を対象に行われており、商業化は2010年前半に開始になる。Coxは自前のモバイルネットワークを持つ、最初の会社になる。同社は5.5億ドルで帯域を落札し、この金額を含め、モバイルネットワークに10億ドル以上の投資を行っている。

Cox CommunicationsはSprint Nextelの協力で、このモバイルサービスを立ち上げている。Cox、Comcast、Time Warner Cable、Bright Houseは2005年にSprintと、Pivotと呼ばれるMVNOのジョイントベンチャーを開始したが、2008年に閉鎖になっている。Coxは、Pivotが失敗したのはケーブルTV事業者がモバイルサービスの販売を出来なかったからではなく、ジョイントベンチャーではサービス、価格、機能等をコントロールする事が困難であったからだと語っている。

Coxのモバイルサービスの正確な開始時期、価格、サービス内容等は発表されていないが、Coxはこのサービスを販売する為に新しい店舗を開き、また、店舗の為に、これら地域でその従業員数を20%増やすと発表している。

U-Verse値上げ、200万世帯を越す

AT&TはU-Verse TVへの加入世帯が200万を超えた事を発表した。U-Verse TVへの加入世帯の90%はそのDSLサービスに加入し、60%はU-Verse Voiceに加入しているとも発表した。トリプル、あるいはクアッド・プレイの加入率は75%と発表されている。2009年9月末の時点で、U-Verse TVサービスは22州の1500万世帯を対象に提供されている。

別のU-Verse関連のニュースで、AT&TはU-Verse、ADSL、それに音声サービスの値上げを2010年2月から行う。U-Verse TVのサービスで最も安い、U-Verse U100とU-Familyは$49から$54に値上げになる。U200、U300、U400はそれぞれ、$3値上げし、$67、$82、$112になる。ADSLではExpress(1.5 Mbps)が$25から$30、Plus(3 Mbps)が$30から$35、Elite(6 Mbps)が$35から$40に値上げとなるが、Max(12 Mbps)、Max Plus(18 Mbps)はそれぞれ$10値下げし、$45と$55になる。最近発表された$24 MbpsのMax Turboは$75から$65に下がる。また、U-Verse Voice Unlimitedの価格は$30から$35に値上げになる。

DirecTV: 双方向広告の予定

ケーブルTV事業者が共同で設立したCanoe LLCはケーブルTV事業者向けのターゲット可能な、双方向広告をスタートさせようとしており、すでにCablevision社は双方向広告をそのニューヨークシステム全体で可能にしているが、DBSのDirecTVもその次世代広告の計画を発表した。これによると、DirecTVはProcter & Gamble、DaimlerChrysler、Bnak of America等のスポンサーと双方向広告のプロジェクトを進めており、2010年中期にはクーポンの申し込みが出来る双方向広告を開始し、2011年第2四半期にはSTBに対して異なる広告を送る、ターゲット広告も可能になる。DirecTVはTNS社の協力で、STBからのリアルタイムの視聴データを得る仕組みを取り入れており、すでに100,000台のSTBからの情報収集が可能になっている。

遅れるCanoeの双方向広告の開始

ターゲット可能な、双方向広告サービスを立ち上げようとしている、Canoe LLCは2009年末に製品情報の要求を行うことが出来る広告システムのテストを開始したが、実際のサービスの開始は2010年の春になる事を発表した。Comcast、Time Warner Cable、Cox、Charter、Cablevision、Bright Houseが共同で設立した、Canoe LCCは2009年第4四半期にサービスの開始を予定していると発表していた。開始された双方向広告のテストに関する詳細は発表されていない。

CableCARD対応STB: 1780万台

トップ10のケーブルTV事業者が導入したCableCARD対応STBの設置台数は2009年11月末で、1780万台に達した。これに対して、TiVo DVR等の市販のデジタルケーブルTVに対応する製品向けのCableCARDの設置台数はまだ456,000枚でしかない。CableCARD採用の規制が開始されてから2年と6ヶ月が経っている。NCTAによると、CableCARD規制に対応する為に、ケーブルTV事業者は10億ドルの経費を使っている。