ComcastがBlockBusterと協力

Comcastは、赤字で悩むビデオレンタル・チェーンのBlockbusterと協力し、その加入者に対して、郵便を使ったDVDレンタルを提供する。Comcastは同社の2つ以上のサービス(例えば、ケーブルTVとインターネット)に加入している世帯に対して、Blockbusterの郵便を使ったDVDレンタルサービスに対する値引きを提供する。また、Blockbusterはその店舗で、Comcastのサービスの宣伝を行う。

ケーブルTV事業者とDVDレンタルチェーンの協力関係は一見、不思議だが、将来の事業でのつながりがある。Comcastはその加入者世帯にVODを提供しているが、そインターネットを使い、VODサービスをComcastのサービス地域外にも広げる構想を持っている。Blockbusterは、インターネットでのVOD、それにEST(電子的なコンテンツ販売)のサービスを提供しているが、成功をしていない。どちらもVODにおける競合はNetflixである。ComcastとBlockbusterが手を組むことで、多チャンネルサービス、VOD、DVDレンタルを組み合わせ、Netflixに対抗出来るサービスが出来る可能性もある。

多チャンネル加入世帯が減少

調査会社のSNL Kagenによると、多チャンネルサービスへの加入者数は第2四半期に216,000世帯の減少を見せ、1.001億世帯になった。DBSの加入者は81,000世帯増え、電話事業者は414,000の加入世帯を加えたが、ケーブルTVは711,000世帯を失い、シェアは1年前の63.6%から61%に減った。

DirecTVとDishの加入者

不況にめげずに加入者をの張ることに成功しているDirecTVの第2四半期の加入者増加は、100,000世帯で、6月末時点での加入者数は1880万世帯に達した。DirecTVはラテンアメリカでも好調で、加入者増は415,000世帯であった。

これに対して、Dish Networkは第2四半期に19,000世帯を失い、株価を落とした。Dishは第1四半期に加入者を増やした事で、回復の期待があっただけに、批判は強く、売上げは前年同期比9.1%増、収益は4倍近い2.57億ドルあったが、アナリストの批判は高かった。Dishは、先月にサービスの再販をしている電話会社のCenturyLinkとの契約をDirecTVに奪われており、さらなる加入者減少が懸念されている。

CablevisionのRS DVRのテスト

Cablevisionは、Remote Storage(RS)DVRと呼ばれる、ヘッドエンドで番組を録画し、通常のSTBでもDVR機能が使えるようにするサービスのテストが第2ステージに入った事を発表した。テストはニューヨーク市で行われており、予定では今年の末までに正式導入を開始する。Cablevisionはサービスの料金は通常のDVR STBを使った場合と同じの月額$9.99になると発表している。価格は同じだが、RS-DVRは家中のどのSTBからでも利用可能であり、マルチルームDVRに匹敵するサービスだと、CablevisionのCOO、Tom Rutledgeは語っている。

VerizonがFiOSで1 Gbpsをテスト

Verizonは、FiOSネットワークで925 Mbpsの速度を達成した。テストではセントラルオフィスの既存のMotorolaのGPONシステムから家庭のONT(Optical Network Terminator)まで新しい光ファイバーを引き、行われた。Verizonは、1 Gbpsレベルの速度が現実である事が実証され、フル3D TV等の新しいFiOS TVサービスだけでなく、クラウドコンピューティング等のビジネス向けのサービスの提供も可能になると語っている。