Mobile500 Allianceが設立

合計で346のテレビ局を保有する30社は、モバイルDTVサービスの促進を目的としてた組織、Mibile500 Allianceを設立した。このアライアンスは、モバイル放送向けのコンテンツを確保するためにコンテンツ事業者と協力し、また、デバイス開発のためにベンダー等との関係を確保して行く。放送局はモバイルDTVに大きな期待を持っているが、現時点ではコンテンツ事業者からは大きなサポートは無く、また、携帯電話事業者を含め、デバイス供給の契約も進んでいない。

3DTV: 消費者の反応はいまいち

CEA(Consumer Electronic Association)の発表したレポートによると、消費者は3DTVに関心を持っているが、製品の価格とメガネが2つの大きな課題になっている。CEAのレポートによると、3DTVを見る機会も少なく、消費者の75%は3DTVで3Dコンテンツを見た事が無い。しかし、3D映画を見た人の81%は3Dに満足しており、27%は複数の3D映画を見ている。CEAの予想では2010年の3TDVの販売台数は110万台にしかならない。しかし、Blu-rayプレーヤの3D対応は進んでおり、7月時点で出荷されたBlu-rayプレーヤの30%は3D対応であった。3DTVはコンテンツの登場と共に増え、3年後には2800万台にに増える可能性があるとCEAは予測している。CEAの調査では、消費者の5分の1は、3DTVを絶対に購入をしないと答えている。しかし、2006年の調査では33%が絶対にHDTVは購入をしないと答えており、現在の態度は必ずしも今後の予想につながらないとCEAは指摘している。

Cable & Telecommunications Association for Marketing(CTAM)が、Nielsenに依頼して行った調査でも同様の結果が出ている。この調査では、425人の消費者に30分間、3D放送を見てもらった後に行った物で、特別のイベントでは3D放送を見る事に強い関心があり、その為にさらに月額で$20ドルを支払う意志があるが、メガネをかけなければならないことは大きな問題との結論であった。3Dに対する関心はある物の、実際に12ヶ月以内に3DTVを購入することを検討すると答えたのは29%でしかなかった。

ZoranがMicrotuneを買収

STB、デジタルTV、Blu-rayプレーヤ、デジタルカメラ等の製品向けのチップベンダーのZoranは、シリコン・チューナ会社のMicrotuneを1.66億ドルで買収する事を発表した。MicrotuneはArris、Cisco、Motorola、Samsung、Panasonic、TiVo等のデジタルTV、STBにシリコン・チューナを供給している。この買収により、Zoranは、Broadcomのより大きな競合になる。TIのケーブルモデムチップ部門を買収した、Intelもシリコン・チューナ会社の買収を狙っている物と思われる。

TiVoとSamsungが協力

TiVoとSamsungは協力で、主に欧州市場向けにTiVoの機能を内蔵した衛星放送向けのDVRを開発する。最初の製品は、欧州のDBVをサポートするHD DVRで、これが成功をすれば、世界向けにDVR機能の無い製品の開発の可能性もある。製品は2011年以内に発売開始の予定。

別のTiVo関連のニュースで、TiVoは同軸ケーブルをホームネットワークに使う、MoCA(Multimedia over Coax Cable)アライアンスに参加する事を発表した。

国際: アナログ停波

  • メキシコ: メキシコ政府は230万の世帯に対してDTVコンバーターの購入支援を行うために16億ドルの予算を認めた。
  • ニュージーランド: 政府は、ニュージーランドのアナログ停波を2013年に行うことを決定した。停波は、フェーズに分けて行われる。最初は2012年9月にホークス・ベイとウェストコーストでアナログ停波が行われ、さらに3回のフェーズでアナログ停波を行い、最終的に2013年11月に完了をする。
  • チェコ: Czech Television(CT)、TV Nova、それにPrima TVの3チャンネルはすでに89.4%の世帯がデジタル放送で受信をしている。CTのデジタル放送は人口の99%をカバーしている。チェコのアナログ停波は来年の11月11日に予定されている。
  • ドイツ: ドイツの衛星放送におけるアナログ停波は2012年の4月30日になる。最新の統計では、79.1%のドイツの衛星放送視聴世帯は、デジタル対応になっているが、田舎の地域ではまだアナログ衛星放送の受信が多い。