Huluは、その有料サービスのHulu Plusの利用者は、テスト利用期間を含め100万人を越したと発表した。2011年6月における、有料加入者数は875,000人であった。同社は、今年の末までに100万加入者を越すことが目標であり、達成はほぼ確実であろう。CEOのキラー氏は、Huluのビデオライブラーの合計時間は最初の9,000時間から15,000時間、フルエピソードの番組数は13,000本から28,000本に増えたとも発表している。
インターネットビデオ視聴時間は16%増
ComScoreの報告によると、6月のインターネットビデオの視聴時間は16.8時間で、1年前の‘14.5時間から16%の増加をした。6月のインターネットビデオの視聴者数は1.78億人で、視聴されたビデオのセッション数は62.6億であった。平均ビデオセッション時間は5.4分で、1年前の4.9分から0.5分の増加があった。視聴されたビデオ広告は、本数としては全体の13.6%であったが、時間的には1.3%でしかなかった。
ABCのソープオペラはOTTで続く
ABCは、そのソープドラマ(昼メロ)のAll My ChildrenとOne Life to Liveをキャンセルしたが、その権利をProspect Park社が買い、番組の制作を引き続き行い、インターネットで配信して行く事を発表した。Netflix、Hulu等は、TV番組の再利用の大きなプラットフォームなっており、TVで放送されていた時点では話題にはならなかったが、Netflix等で配信されることで、ポピュラーになった番組もある。しかし、キャンセルされた番組をインターネット専用のコンテンツとして制作し続けるのは、これらが始めての事になる。All My Childrenは1970年スタート、One Life to Liveは1968年スタートの長寿番組であったが、視聴者数は減り、それぞれ250万程度まで落ちている。同社は、ケーブルTVネットワークとも交渉をしている。
Apple TV: iTunesからのストリーミング
Apple TVはそのファームウェア4.3で、iTunesからビデオのストリーミングを可能にした。これまで、Apple TVからiTunesのビデオを直接にストリームする事は不可能で、注文はコンピュータ、iPhone、iPad等で行い、それらデバイスにダウンロードし、HDMI、あるいはAirPlay等で、Apple TVにビデオを送る必要があった。Apple TV ソフトウェアの4.3では、Apple TVから99セントでレンタルされているビデオを注文し、そのままストリームする事が可能になった。また、4.3ではビデオ共有サイトのVimeoへのアクセスも可能になった。$99で販売されているApple TVはすでにNetflix、MLB TV、NBA Game Time、YouTube、Flickrに対応している。
MCVのブランド名はDyle
地上波ネットワーク のFox、NBC、Ion、それに12の地上波TV局グループで構成されるモバイルDTVのジョイントベンチャー、Mobile Content Ventureは、そのブランド名を「Dyle」とする事を発表した。Dyleは、そのサービスを今年中に、32都市で開始する予定だが、サービスの詳細は発表されていない。
モバイルDTVのプロモーター団体のOMVC(Open Mobile Video Coalition)はこの秋にワシントンDCでコンディショナルアクセス(CAS)の技術をテストする事を発表した。UntraVioletの権利管理を行っているNeustarがモバイルDTVのCAS管理をする事になっており、OMVCは、無料、有料モデルでのCAS管理のテストを行う。OMVCによると、年末までには48地域で126局がモバイルDTVを開始する予定。

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