GoogleのNexus Q

Googleは、その7インチタブレットのNexus 7と共に、Nexus Qと呼ばれる$299のストリーミングメディアプレーヤを発表した。ボール型のNexus Qは、HDMIでTVに接続して使う。また、25ワットのアンプを内蔵しており、スピーカをつなげることが出来る。Googleから購入した音楽、ビデオを再生出来るが、コントロールにはAndroidのスマートフォン、あるいはタブレットが必要になる。Apple TVみたいな製品であるが、Apple TVの3倍の価格である。また、閉鎖的なデバイスで、音楽はGoogleのPlay Musicに限られ、Pandora等は使えない。ビデオはYouTubeとGoogleのビデオストアに限られ、Netflix等は見られない。再生はGoogleのクラウドからだけであり、リモコンとしてスマートフォン、タブレットが必要だが、これらデバイスに保存されたコンテンツを再生する事は出来ない。

また、GoogleはビデオコンテンツのEST(Electronic Sell Though)による販売も開始する。これまでのレンタル(VOD)に加え、TV番組、それに映画のESTを行う。TV番組は1話$1.99、映画は新作は$12.99、それ以外は$9.99で発売する。

Sony、VizioがGoogle TVを発表

SonyはGoogle TVを採用した$199のメディアプレーヤ、NSZ GS7と、Blue-rayプレーヤのNSZ-GP9を発表した。GS7はアメリカで7月22日、GP9は秋に発売になる。今回は、Google TVを採用したテレビは発売されない。

VizioのGoogle TVを採用したメディアプレーヤ、Co-Starを発表した。Co-StarはGS7の半額の$99で発売になる。Co-Starはメディアプレーヤとして使えるだけでなく、OnLive Game Networkとの協力で、ゲームに使うことも出来る。

スマートTVでのゲーム

Samsung、それにLGはそれぞれスマートTV向けのクラウドベースのゲーミングサービスを発表した。Samsungは、Gaikai(カリフォルニア企業)のストリーミング技術を使い、Playstation 3、Xbox 360のゲームをスマートTVから、ゲームコンソール無しで遊べるようにする。サービスはそのハイエンドのスマートTV向けに今年から提供される。ゲームの利用は、現時点ではアメリカに限られる。
LGもSamsungと同様に、E3(Electronic Entertainment Expo)で、そのG2シリーズ(Google TV)向けにOnLive社の協力でクラウドベースのゲームを提供する。利用者は、ゲームを個別で購入するか、あるいは220以上のゲームを無制限で遊べる月額制制のサービスに加入する。

Xbox 360のセカンドスクリーン

MicrosoftはXbox 360向けのセカンドスクリーンアプリケーション、SmartGlassをWindows 8タブレット、Windowsフォン、Android、iOS向けに発表した。セカンドスクリーンアプリは、Xbox 360で走るゲーム、サービスをコントロールするだけでなく、Xbox 360とスマートフォン(タブレット)との様々なインテグレーションを可能にする。例えば、SmartGlassを使うことで、タブレットでビデオを見始め、一時停止し、Xbox 360から続きを見ることが出来る。また、Xbox 360で見ているビデオをSmartGlassは認識出来るので、セカンドスクリーンとしてそのビデオに関連した情報にアクセスすることが出来る。

Boxeeのクラウドサービス

メディアプレーヤのプラットフォーム、BoxeeはクラウドストーレッジサービスのCloudeeのテストを開始した。テストは、限定ユーザに無料で提供されているが、実際のサービスは有料になる。他のクラウドストーレッジでもパーソナルなビデオコンテンツの共有は可能だが、Cloudeeはパーソナルなビデオコンテンツの共有を専門とする。スマートフォン、タブレット向けのCloudeeアプリケーションも提供されるが、Boxee Boxからのアクセスも当然可能なる。これだけでは、Cloudeeはそれほどユニークなアプリケーションではないが、Boxee Boxにはオプションで地上波チューナが提供されており、これと組み合わせ、クラウドベースのDVRサービスを提供するのではないかとの噂が流れている。