テレビでは3D放送は大きな失敗であったが、映画でも3Dのシェアが減っている。HIS Technologyのレポートによると3Dのシェアは4年連続で減っており、2013年では3Dでも放映された映画における3Dからの収入は41.4%であった。3D映画の半分以上は2Dでの放映収入が3Dを上回っていた。2013年に放映された3D映画は39本で、2012年より3本増えている。また、3D対応の劇場も14,700から15,782へと増えている。しかし、観客は「Gravity」、「Turbo」等の映画を除き、入場料が高価な3Dではなく、2Dを選ぶようになっている。
Amazonが4Kで制作開始
AmazonはそのPrime Instant Video向けのオリジナル番組としてドラマシリーズのThe After等、6つの新番組の制作を開始した。6つの新番組の内、5つは4Kで制作される。4Kで制作されない番組は幼児向けのコミックのWishenproofである。NetflixはそのHouse of Cardのシーズン2をすでに4Kで制作している。House of Cardシーズン2は公開されているが、4Kでの配信はまだ行われていない。Netflix、Amazon共にいつに4Kでの配信を開始するかは発表していない。
SamsungとFoxが4Kの契約を拡張
SamsungはCESでそのスマートTV向けコンテンツ配信サービスのSmart Hubと蓄積型の4KプレーヤのUHD Video PackでFoxの映画を4Kで配信する事を発表していたが、新たに4Kコンテンツのエコシステムの発展の為に他の分野でも協力をする事を発表した。具体的な内容は発表されていないが、20th Century Fox社長のMike Dunn氏はコンテンツの分野だけでなく、コンシューマデバイスを含めた広い分野で協力をすると語っている。
多チャンネルサービス加入者げ減少
多チャンネルサービスへの加入者は2013年で減少をした。Leichtman Research Groupによると、同社が調査をしているケーブルTVトップ9社は合計で1,735,000世帯を失った。VerizonとAT&Tは合計で1,460,000世帯を加え、DirecTVとDISHは170,000世帯を加えたので、105,000世帯の減少になる。2012ではケーブルTV事業者9社は1,410,000世帯を失い、電話会社2社と衛星放送2社はそれぞれ1,298,000世帯と288,000世帯を加え、175,000世帯増えていた。
|
2013年多チャンネル事業者の加入世帯数 |
||
|
会社名 |
2013年末の加入者数 |
2013年の増減 |
| ケーブルTVトップ9社 |
49,574,294 |
(1,734,521) |
| Comcast |
21,690,000 |
(305,000) |
| Time Warner Cable |
11,393,000 |
(825,000) |
| Charter |
4,342,000 |
(121,000) |
| Cablevision |
2,813,000 |
(80,000) |
| Suddenlink |
1,177,400 |
(33,800) |
| Mediacom |
945,000 |
(55,000) |
| Cable ONE |
538,894 |
(54,721) |
| CoxとBright Houseの推定合計 |
6,675,000 |
(260,000) |
| 衛星放送事業者2社 |
34,310,000 |
170,000 |
| DirecTV |
20,253,000 |
169,000 |
| DISH |
14,057,000 |
1,000 |
| 電話会社2社 |
10,722,000 |
1,460,000 |
| AT&T U-Verse |
5,460,000 |
924,000 |
| Verizon FiOS |
5,262,000 |
536,000 |
| 大合計 |
94,606,294 |
(104,521) |
Leichtman Research Group
LRG社の統計は業界全体ではなく、9位以下のケーブルTV事業者、それにAT&T、Verizon以外の電話事業者は含まれていない。調査会社のSNL Kaganによると、多チャンネル市場全体での加入者減少数は251,000世帯と推定している。同社によるとケーブルTV事業者は合計で200万世帯を失っている。
DISHのSuper Joey
衛星TV事業者のDISH NetworkはそのマルチルームDVRのHopper向けの子機、Joeyのハイエンド版、Super Joeyの出荷を開始した。Super Joeyは、既存の子機機能に加え、Hopperに2つのチューナ機能を加える。Hopper自体には3つのチューナが内蔵されており、その内1つは4大ネットワークをまとめて録画する事が出来る。Super Joeyをネットワークに加える事で、最大8つのチャンネルを同時に録画する事が可能になる。8つのチャンネルの同時録画は家庭内録画では最大になる(CablevisionのRS-DVR(ネットワークDVR)は10チャンネルの同時録画が可能)。Super Joeyは、WiFi接続するWireless Joey、それにスマートTV、ゲーム機をHopperの子機にするVirtual Joeyと共に今年のCESで発表された。
