NBCUniversalのPeacockの加入者数はQ4で3100万人になり、1年間で1100万人の成長があった。Peacockの急速な成長の理由の1つにスポーツがある。Peacockはイギリスのプレミア・リーグの権利を持ち、NBCの多チャンネル向けサービスのUSA Networkで放送している試合以外は全試合をライブ配信している。NBCで放送しているNFLの試合もPeacockで配信しており、さらに、2つの試合はPeacock独占での配信をした。特に1月13日のChiefs対Dolphinsのプレイオフの試合は平均で2300万人の視聴者(全体で2800万人)があり、過去最大のライブストリーミングでの試合となった。この視聴者数にはカンザスシティとマイアミでの地上波視聴とNFLの有料ストリーミングのNFL+での視聴も含まれる。試合は全米放送はなく、2つの都市以外の視聴者はPeacock、あるいはNFL+への加入が必要となり、調査会社のAntennaによると、11日から13日の間のPeacockへの新規加入者は280万を記録した。
AI吹き替えによるFASTチャンネル
ドキュメンタリー系のストリーミング・サービスを提供しているMagellanTVはRoku Channel向けにスペイン語でのチャンネル、「Naturaleza Salvaje」をスタートする。チャンネルはMagellanTVの既存のコンテンツを使い、AIによる翻訳と吹き替えでスペイン語化を行う。MagellanTVはMagellan VoiceWorksと呼ばれるこの技術を使い、スペイン圏以外の海外進出も予定している。
Warner + Paramount = Warnamount?
ウェブ・ニュースのAxiosはWarner Bros. Discovery(WBD)のCEO、デイビッド・ザスラブがParamount Global本社を訪問し、合併、あるいは買収に関する話し合いを行い、WBDはParamount Globalの経営状況の調査を開始したと報じている。WarnerとDiscoveryの合併で出来たWBDがCBSとViacomが一緒なったParamount Globalを買い、4つのTVネットワーク事業者が1つの会社に統合されるのであろうか。
DisneyはなぜHuluを買ったのか
ComcastはDisneyから$86.1億の支払いを受け取り、Hulu株を譲渡した。この金額はDisneyとComcastが2019年に合意したHuluの価値の33%に相当する。ComcastとDisneyはサードパーティを使い現在のHuluの価値を評価中であり、後日、Disneyは2019年の価格と新しい価値の差額の33%をComcastに支払うことになる。Huluの100%オーナーとなったDisneyは早速、Disney+のアプリからHuluのライブラリーをアクセス可能にした。Disney+のアプリからHuluのコンテンツを見るのにはDisney+とHuluのバンドル($9.99)に加入している必要があるが、1つのアプリから両方のコンテンツを見ることが可能になる。
Netflixが視聴データを公開
Netflixが1月から6月までの今年の前半期のほぼ全部のコンテンツの視聴時間を「Engagement Report」として公開した。レポートにはNetflixオリジナル、それにライセンスした18000以上のタイトルの再生時間が記載されている。トランスペアレンシーのためだと、発表されているが、データの公開には消極的であったNetflixがなぜ急にデータを公開したのかに関心が集まってる。データには全くの解説が無く、Netflixの意図を推測するのは困難である。
