TiVoでComcast VODが利用可能

ComcastとTiVoは、TiVoが市販しているPremiereとRoamioシリーズのDVRからComcastがXfinityケーブルTVで提供しているVODライブラリーにアクセスが可能になった事を発表した。TiVoのDVRはQAMチューナを持ち、CASのCableCARDに対応をしているので、Comcastを含めたケーブルTVの録画と視聴が出来る。しかし、TiVoが対応しているCableCARDは単方向であり、双方向のVODへはアクセスが無い。ComcastとTiVoは上流にはIPを使う事で、TiVoからComcastのVODライブラリーを操作する事を可能にした。TiVoはCox共、協力関係にありCoxのVODへのアクセスも進めている。CoxはそのVODをすべてIP配信する事で、TiVoからのアクセスを可能にする予定。

ComcastとTiVoは次のステップとして、CableCARDを使わずにTiVoからComcastのケーブルTVサービスを視聴可能にする事も検討している。詳細は発表されていないが、ダウンロード可能なソフトウェアCASを採用すると思われる。TiVoとComcast、それにCoxとの協力関係は技術面だけで、Suddenlink、RCN等の事業者の様にTiVoのDVRを直接リースしている訳ではない。TiVoの2014年1Qの加入者数は450万人で、その内358万人が多チャンネルサービス事業者経由、957,000人が小売のTiVo利用者となっている。

DirecTVの4K計画

DirecTVは、2016年には衛星で4K放送をスタートさせる予定である。4Kでのコンテンツ配信は今年中にインターネットを使い、オンデマンドで提供を開始するが、衛星での4K放送を行うためには新たな衛星の打ち上げが必要になる。DirecTVは2つの衛星を打ち上げる予定をしており、早ければ2015年中に、最初の衛星を軌道に乗せ、4K放送を2015年末から2016年初めにスタートさせる予定だ。

多チャンネルサービス事業者としては、Comcastもオンデマンドで4Kコンテンツの配信を開始させる予定で、スマートTV向けのXfinity 4Kアプリを開発している。その他、HEVCを内蔵したX1 DVRも開発されているが、導入予定は発表されていない。

CogecoがTiVoと契約

カナダのケーブルTV事業者のCogecoはそのサービスの高度化の為にIPTVの導入を開始していたが、計画を中止し、代わりにTiVoと契約をした。CogecoはBell Canada等の電話事業者が提供するIPTVサービスに加入者を奪われてきた。その対抗としてCogecoも昨年にIPTV化を行う事を発表したが、計画は中止になった。CogecoはQAMでの配信を続けるが、サービスの高度化の為にTiVoのDVRを導入する。Cogecoのアメリカの子会社のAtlantic BroadbandはすでにTiVoのDVRを導入している。

VerizonのマルチキャストLTEは2015年

Verizonが計画しているLTEを使ったマルチキャスト・ビデオサービスの開始は2015年になる。Verizonによるとマルチキャスト対応の端末が市場に出るのは2014年後期で、サービスの開始は2015年になる。VerizonのマルチキャストLTEサービスはNFLがパートナーになっており、Verizonは今年、2月のスーパーボウルで開始を狙っていると2013年のCESで言っていた。しかし、今年のスーパーボウルには間に合わなく、NFLシーズン開始の秋になるのでは思われたが、端末が間に合わないようである。

ComcastがPowerCloud Systemsを買収

WiFiネットワークの提供に力を入れているComcastはWiFiネットワークの管理技術を持つPowerCloud Systemsを買収した。PowerCloud SystemsはXerox Palo Alto Research Centerから2010年にスピンオフした会社でホテル、店舗等を対象にしたルーターそれに、WiFiネットワークの管理ソフトウェアを提供している。同社の技術はComcastのXfinity Internetのプラットフォームに統合され、PowerCloud Systemsとしての製品の販売は中止になる。