NBCU: One Platformをローンチ

NBCUniversalはリニアとストリーミングの両方に対応する広告プラニングとアクティベーション・プラットフォームのOne Platform Total Audienceのフル・ローンチを行った。NBCUによると、同社の広告顧客の60%はすでにオーディエンス・ベースの広告枠購入を開始しており、今年の広告販売の50%は既存のデモクラフィックでは無くなると予想している。ローンチ時に発表された新しい機能には、機械学習を使ったリニアとストリーミングの予算配分の自動化が含まれる。

Disney+とHuluの広告を統合

ベータ版としてDisney+上でHuluのコンテンツが視聴可能になっており、正式なアプリは3月のリリースになるが、広告も統合し、Disney+とHuluの広告枠を1回で購入可能にした。Disneyはまた、その広告プラットフォームの新しい機能として、Magic Wordも発表した。Magic WordはDisneyのコンテンツから特定のシーン、セリフ、感情等を特定し、その場面に広告を挿入することを可能にする。Magic Wordは今年のUpfrontでベータ版が公開になり、年末までに正式なリリースになる。

Disneyはまた、Gateway Shopと呼ばれるショッパブル広告も公開した。Gateway ShopはDisney+とHuluで利用可能になり、現在テスト中であり。広告の中から製品を購入可能にするショッパブル広告はNBCUniversal、Roku等がすでに提供を開始している。RokuはRoku Channelのコンテンツでショッパブル広告を可能にしているだけでなく、そのUI上の広告もショッパブルにすることを発表している。

LG Ad Solutionsによると、CTV利用者の51%はテレビで買い物が出来るようになることを望んでおり、29%はテレビ広告から直接に買い物をしたことがある。


LG Ad Solutions

DishがUID2を採用

Dishはクッキーを使用しない確定IDのUnified ID 2.0(UID2)を採用した。既存多チャンネルサービス事業者としては最初のUID2の採用になる。DishはUID2を衛星放送サービスの広告プラットフォームのDish ConnectとvMVPDのSling TVの両方で使う。Dishは昨年春に衛星放送のリニア放送でリアルタイムのプログラマティックな広告購入を可能にするDish Connectを提供始めている。vMVPDとしてはFubo TVが2021年からUID2を採用している、同社はUID2の採用で2022年の広告収入は61.5%の増加があったと発表している。FASTのTubiもUID2を採用している。

Inscapeがローカル視聴データを提供

TVセットメーカーのVizioが持つTV視聴データ会社のInscapeはこれまでの全米視聴に加え、ローカル放送の視聴データの提供も開始した。InscapeはVizioのスマートTVに搭載されているARCから視聴データを得ている。Inscapeはデータを放送局とブランドに提供する以外、他の視聴調査会社にも提供する。すでにケーブルTVのSTBから得たデータで、210の全ローカル地域の視聴統計を提供しているComscoreがInscapeのデータの採用を発表している。

2023年のドラマ制作は激減

Ampere Analysisによると、2023年の台本があるテレビ番組の制作は大きくと減った。リリースされた本数は2022年の633本から418本に減り、発注された番組は661本から418本に減った。脚本家と俳優のダブル・ストライキに加え、全体的なコンテンツへの投資の減少が背景にある。2023年に公開出来なかった番組は制作中であり、2月ごろからリリースになる予定である。その直後には2024/25年期の番組制作が始まるので、2024年の制作本数はピックアップするが、コンテンツへの投資は減っており、2019年のレベルに戻ることないであろう。


Ampere Analysis