2021年にSony Pictures Entertainment(SPE)はアニメのストリーミングサービス、CrunchyrollをWarner Bros. Discovery(WBD)から$11.75億で買収した。SPEには2017年に買収したFunimationもあり、2つのアニメのストリーミングサービスを並行で運営してきたが、2024年4月でCrunchyrollがFunimationを吸収し、Funimationは終了になる。Crunchyrollは2006年に設立された会社で、2013年にChernin GroupのOtter Mediaが買い、2018年にAT&TのOtter Media買収で、AT&Tに手にわたり、AT&TのWarnerMediaのスピンオフで、WBDの配下になった。SPEはCrunchyrollの加入者を1300万人と発表している(無料会員を含む)。
VuduがFandango at Homeにリブランド
Comcastが持つTVODサービスのFandangoNowとVudoが統合され、Fandango at Homeにリブランドされる。Fandangoは映画チケット販売サイトで、2007年にComcastが買収している。Fandangoは2016年にWarner Brothers EntertainmentからFlixsterとRotten Tomatoesを買収したことで、Warner Bros. Discoveryが25%の株を持てっている。Vuduは2010年にWalmartに買収し、2020年にFandangoに売却された。
STIRRの今後
FASTサービスのSTIRRをSinclairから購入したスタートアップのThinking Mediaはチャンネルを増やすためにコンテンツ事業者と交渉をしている。2019年にローンチされたSTIRRはピーク時には100以上のチャンネルと5000時間以上のオンデマンドのコンテンツがあったが、売却時にはチャンネルはゼロで、僅かな数のオンデマンドのコンテンツになっていた。現在は30チャンネルになっており、300近いチャンネルにすることを予定している。コンテンツ事業者とは海外での配信権も交渉しており、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、それにラテンアメリカの参入も予定している。STIRRにはSinclairが所有していたローカル局のニュースチャンネルがあったが、これらが戻る予定は無い。Thinking MediaはSTIRRに新しい機能も加える予定で、その1つは「Key Video Moments」と呼ばれるスマートフォンとの連動機能で、番組の進行に沿った関連情報を提供する以外、他の視聴者とのコミュニケーション機能も提供する。
4社がTiVo Broadbandを採用
Buckeye Broadband、Blue Stream Fiber、Blue Ridge Communications、それにBluepeakの4つの中小ケーブル/ブロードバンド事業者がXperiのTiVo Broadbandを採用した。TiVo BroadbandはCESで発表されたソリューションで、ブロードバンド加入者がIPベースで多チャンネルビサービスを提供することを可能にする。TiVo Broadbandは既存のケーブルTVのリニアチャンネル、オンデマンド、FASTサービスのTiVo+、それにNetflix等のストリーミングサービスの利用を可能にする。事業者はEvolution DigitalのAndroid TVベースのEVO FORCE 1等のストリーミング・プレーヤーを使うことが出来る。
SamsungとVizioがFASTに注力
スマートTVベンダーのSamsungはSamsung TV+、VizioはWatchFreeと言うFASTサービスを提供しているが、両者ともチャンネル数を大きくと増やしたことを発表した。Samsung TV+のチャンネル数は350を超え、WatchFreeも300チャンネルに達した。Samsungによると、最も視聴されているFASTのチャンネルはリアリティーショーとニュースである。
