イギリスのBBCは2016年にはOTTのSVODサービスを開始する。BBCはアメリカでは多チャンネルサービスのBBC AmericaをAMCとのジョイント・ベンチャーで持っており、BBC Americaが「Dr. Who」の配信権を持ち、PBSに「Sherlock」の配信権があるなど、BBCのSVODサービスはすでにアメリカで放送されている番組の配信権は無いが、膨大なライブラリーを持っている。サービス料金は未定。
Net2TVが身売り
スマートTV、それにRoku、Fire TV、モバイル端末(iOS、Android)等向けに広告ベースのPortico TVと呼ばれるOTTサービスを提供してきたNet2TVは身売り先を探している。Portico TVは有名な雑誌のTime、Popular Science等と契約し、Samsung、LG、Sony、Hisense、Philips、RCA、Sharp等のスマートTVが対応している。スマートTVで利用可能にした事で、潜在デバイス数は多く、また、コンテンツもユニークであったが、YouTube、Netflix、Amazon等の会社に対抗する事は出来なかった。
Amazon: 4K対応のFire TV
Apple TVが発表となった直後にAmazonは4K対応のFire TVを発表した。新Fire TVは10月出荷で、HEVC/H.265に対応している。価格はこれまでにFire TVと同じ$100で、別途ゲーム・エディションとして、ゲームコントローラ、32 GBのmicroSDカード、と2つのゲームがセットされた製品も$140で発売になる。音声対応のリモートがセットになったFire TV Stickも$50で発売になる。新Fire TVの発表の直後に、AmazonはそのストアでApple TVとChromecastの販売を停止した。AmazonはAmazon Prime Instant VideoのサポートをするiSTBの販売に注力すると発表している。
AmazonはFire TVの出荷に合わせ、HEVCでの4Kストリーミングを開始する。Sonyは同社の映画のThe Amazing Spiderman 2、Men in Black 3等を4K、HDRでAmazon Instant Video経由でストリーミングする。同社はSonyのHDR対応のテレビを購入した人に対して、Amazon Instant Videoで使える$100のクレジットを提供する。
公式の発表では無いが、Rokuも新製品を数ヶ月以内に発表予定であり、上位製品は4K対応になると噂されている。また、Rokuは10月中にメキシコ、フランスに参入開始を予定している様である。
Googleも新Chromecastを発表
TVでOTTコンテンツを見るデバイスとして、モバイル端末との連携が高いことで若者のサポートが多い、GoogleのChromecastがモデルチャンジした。価格は据え置きで、定価$35だが、外見は大きくと変わり、新モデルでは3つのカラーがある。WiFi性能が向上した他、Fast Playと呼ばれる機能により、ビデオの再生までの時間を早める事が出来る。
TiVoの新製品
TiVoはBoltと呼ばれる新しいDVRを発表した。Boltは4K対応である他、リモコンのボタンを1回押すだけで広告をスキップする機能を持っている。TiVoは約20のチャンネルでプライムタイムにこの広告自動スキップ機能を提供する。DishのHopperにも同様な機能があるが、Dishは地上波ネットワークとの契約時にこの機能を限定させる事で契約を優位にしており、利用範囲は限られている。TiVoはまたSkip Modeと呼ばれる番組を30%早く再生する機能も提供している。この2つの機能を使う事で、1時間番組を30分で見終えることが出来る。Boltの価格は500 GB版が$299、1TB版が$399で共に1年間の利用料(通常月$15)が含まれている。
