VerizonのOTT多チャンネルサービス

VerizonはOTT多チャンネルサービスを開発する計画を中止した。同社は他のOTT多チャンネルサービスとは異なったサービスを作ると語ってきたが、開発は非常に遅れており、ついに中止の決定をした。Verizonは他のOTT多チャンネルサービスをライセンスし、これに独自チャンネルとして、Oath(AOLとYahoo)のオリジナルコンテンツを加えると語っている。VerizonはRedboxとのJVのSVOD、それにGo90で失敗しており、これでOTTビデオでは3回目のトラブルとなっている。

OTT多チャンネルサービスとの同時加入

The Diffusion Groupの調査によるとDirecTV Now、Sling TV等のOTTベースの多チャンネルサービスへの加入者の36.9%は既存の多チャンネルサービスにも同時に加入している。OTT多チャンネルサービスへの加入者は約500万世帯であるので、170万世帯はOTTと既存の多チャンネルサービスに加入している事になる。不思議だが、考えられる理由の1つは、コード・カッティングの為にOTT多チャンネルサービスを試している事である。また、OTT多チャネルサービスでは十分な地上波チャンネルがないので、地上波を見るために、地上波再送信だけのケーブルTVのベーシックサービスに加入している可能性もある。

Altice USAの次世代STB

Altice USAは次世代STBのAltice Oneの提供をニューヨーク地域以外でも開始した。Altice OneはX1同様なQAMとIPのハイブリッドSTBで、ケーブルTVの番組とOTTビデオを同じUIで統合している。Altice USAは昨年秋から元Cablevisionのニューヨーク地域でAltice Onの導入を開始し、今回は元SuddenlinkのシステムでもAltice Oneを利用可能にする。Suddenlinkのシステムではこれまでは高度なDVRのとしてTiVoが採用されていた。

Altice USAもCBRSをテスト

ComcastがCBRS(Citizens Broadband Radio Service)と呼ばれる3.55 GHzから3.7 GHzの共有周波数帯域を使った通信のテストをする許可をFCCに申請しているが、Altice USAもテストを検討している様で、CBRSスモールセル向けの製品のRFI(Request for Information)とテストの為のRFP(Request for Proposal)を出した。AlticeはSprintを契約し、MNVOとしてモバイル通信のサービスを開始するが、ComcastとCharter同様にCBRSでモバイルサービスをを補充する事を検討している。RFPによると同社は8月にテストを予定している。

CharterがWorldBox 2.0導入を開始

Charter Communicationsは5月に次世代STBのWorldBoxのアップデート版の2.0の導入を開始した。WorldBoxはX1等と同様にQAMとIPのハイブリッドのSTBで、最初のバージョンは2017年に導入が開始されたが、まだ設置台数は200万台程度でしかない。WorldBox 2.0は4チューナー、1TBのDVR内蔵であると共に、最初のバージョンよりコストは低く、普及が早まる予定である。X1等と同様にクラウドベースのUIで、クラウドDVR、Netflix等のOTTサービスのサポートも可能である。CharterはクラウドDVRを2019年に提供することを予定している。