ComcastとDisney/FoxのSky奪い合いが決着し、次の話題はHuluの株の行き先になっている。DisneyはFoxの資産買収でHuluの30%を得る。Disneyはすでに30%を持っているので、Huluの60%を持つ事になる。残り30%はComcastが持ち、10%はWarnerMedia買収によりAT&Tの物になっている。AT&TにのHulu株には議決権が無いが、AT&TはDirecTV Nowを持ち、その競合のHulu with Live TVを運営するHuluの株を持つ事は不自然であり、いずれは手放すであろう。
一番ビデオ視聴時間が多い国は?
Limelight Networksの「The State of Online Video 2018」(http://bit.ly/2NpSY4e)によると調査対象の10カ国中でビデオの視聴時間が最も多いのはアメリカで、 テレビ放送の視聴が週平均で10.33時間、オンラインビデオが8.38時間で、合計18.71時間であった。最も視聴時間が少ないのは日本で、放送が5.17時間、オンラインビデオが5.96時間、合計で11.13時間であった。放送(地上波、あるいは多チャンネルサービス)は一切見ないという人も日本が最も多く、22.2%であった。アメリカ(11.8%)の倍近い率が放送をまったく見ていない。

Limelight Networks
ネットワーク中立性: 司法省が告訴
ゼロレーティングも禁止する、以前のFCC規制より厳しいネットワーク中立性法をカリフォルニア州は通過させ、9月末に州知事が署名した。規制は2020年から執行される。FCCはネットワーク中立性規制撤回の時点で、州が個別に再規制することを禁じており、早速、司法省はカリフォルニア州を訴えた。FCCはカリフォルニアの規制は違法であるだけでなく、消費者に被害を与えると語っている。これに対し、カリフォルニア州は、FCCがネットワーク中立性を撤回した時点で、FCCはブロードバンドを規制する権限が無いと言っており、ブロードバンドに対する州規制を否定する権限も無いとしている。
司法省に続き、ケーブルTV事業者、通信事業者を代表するNCTA、American Cable Association、CTIA、USTelecomも共同でカリフォルニア州のネットワーク中立性規制を違法とする訴訟を起こした。通信事業者は州政府が、連邦政府の規制を覆す事は違法として訴えている。9月に第8控訴裁判所はCharter対ミネソタ州のVOIP規制に関する裁判では州政府が敗訴している。
2018-19年期のテレビ世帯
Nielsenの視聴者調査のベース数になる2018-19年期のテレビ世帯数は前期から30万世帯増え、1.199億となる。テレビ世帯とは地上波、多チャンネルサービス、あるいはブロードバンドを媒体にテレビ視聴をしている世帯で、全世帯の95.9%となっている。また、同社によると2歳以上の人口は0.3%増え、3.054億人になる。
CBSのムーンベスCEOが辞任
セクシャル・ハラスメントの疑惑が出ているCBSのCEOレス・ムーンベスが辞任した。CBSとViacomは共にNational Amusementを親会社とし、合併の話があった。National AmusementはViacomにCBSを吸収する形での合併を企てていたのをムーンベスが阻止してきた。CEO辞任で、ViacomのCBS買収が進むとの予想があったが、ムーンベスは自分の辞任の条件としてViacomがCBS買収をしないことをNational Amusementに合意させ、CBSの独立を守った。
