Comcastが首位奪回

AT&TはDirecTVの買収で、アメリカ最大の多チャンネルサービス事業者となったが、2QにComcastが首位を奪回した。Comcastが飛躍したように聞こえるが、そうではない。ComcastはQ2に22.4万世帯を失い、2164万世帯になった。順が入れ替わったのは、AT&TはU-verseとDirecTVの合計でComcastの3.5倍近い77.8万世帯を失ったからである。これにより、AT&Tの既存タイプの多チャンネルサービス加入者は2159万世帯に減った。OTT型のDirecTV Nowを加えると2292万世帯で、まだトップであるが、DirecTV NowもQ2で16.8万世帯を失っている。DirecTV Nowの加入世帯は134万世帯に落ちている。

T-Mobileの固定無線ブロードバンド

T-MobileはLTEを使った家庭向の固定ブロードバンドサービスを3月にテストベースで開始している。テストは5Gでのサービスを想定しているが、LTEベースでも商業化を開始する予定であり、年内には加入者を5万世帯にする予定である。LTEでのサービスでの速度は50 Mbpsで、データ量は無制限

Netflixの成長が停滞

Netflixの合計加入者数は1.5億人を超えたが、成長は目標以下であった。売上は前年同期から26%増え、$49.23億であったが、収益は$2.71億で、前年同期の$3.84億を下回った。アメリカ国内の加入者は6010.3万人で、第1四半期の6022.9万人から減っている。海外の加入者は91