Disney+の加入者数は2019年末で2860万人に達した。スタートから2ヶ月間としてすごい数字である。4月に開始するHBO Max、Peacock等に取り、これが成功の指標になるので大変である。また、この数字はDisneyの予想を超えており、Disney、そして他のコンテンツ事業者が直接配信を加速化させることにもなる。放送事業者と収入をシェアする必要なく、2ヶ月で世帯の20%が得られるの事業に力を入れて行かないはずはない。
高年齢層の放送離れが始まる
Nielsenの統計によると、2019年Q3での大人のTV放送(ライブ+DVR)のリーチ率は84%(2.1億人)で、前年同期から2.3%落ちている。最も減っているのは18~34歳で、TV放送を見ている人は4%減っている。減っているのは視聴者数だけでなく、視聴時間も5%減り、1日4:23時間になっている。最も視聴時間が減っているのはやはり、18~34歳で、1:53時間しかTV放送を見ていない。しかし、65歳以上でもTV放送の視聴は3%減り、6:50時間となっている。
AT&T TVが全米でサービス 開始
AT&Tは13地域でAT&T TVをテストとして提供してきたが、3月2日に全米で正式スタートした。AT&Tは専用の回線を使わずにブロードバンド上で提供されるサービスだが、通常のvMVPDとは異なり、専用のAndroid TVベースのSTBを必要とする。また、既存の多チャンネルサービスと同様に2年契約である。vMVPDのようにチャンネル数が少ないスキニーパッケージではなく、DirecTVと同様なチャンネル数がある。サービス料金は最初の1年は$40と安いが、2年目からは最も安いパッケージでも$93にジャンプする。サービスには500時間のクラウドDVRが含まれている。STBはAndroid TVなので、Google Play StoreからNetflix等のアプリをダウンロードし、利用する事も出来る。
T-MobileとSprintの合併
ニューヨーク、カリフォルニア州等はT-MobileとSprintの合併を阻止するために訴訟を起こしていたが、法廷は訴えを退けた。州が控訴する可能性もあるが、反対は弱まっており、T-MobileはSprint買収を実行する。第3位と第4位のモバイル事業者の合併、そして、Dish Network
ブロードバンド利用量は1年で27%増
OpenVaultによると2019年でのブロードバンド利用量は前年から27%増え、ブロードバンド世帯平均で344 GBとなった。速度も2018年の103.1 Mbpsから128.3 Mbpsに増えた。OpenVaultがパワーユーザと呼ぶ月間利用量が1 TBを超えている世帯は60%増え、ブロ
