Nielsenの新調査手法がMRC認定を得る

Nielsenはパネル調査に4500万世帯の7500万台のSTBとスマートTVからのデータを加えたBig Data + Panelの視聴調査を開始しており、今年の末にパネルのみの調査を終了することを予定している。視聴調査手法の認定をしているMedia Rating Council(MRC)はBig Data + Panelの検査を行い、認定した。ビッグデータを使った視聴調査としては、Nielsen以外に業界団体のJI広告カレンシーとしての資格を与えているiSpot.tv、Comscore、それにVideoAmpが提供している、Paramount GlobalがNielsenの代わりに採用しているVideoAmpはまだMRCの認定を得ていない。


VAB

Paramount GlobalがNielsenと再契約

Paramount GlobalのNielsenとの契約は昨年10月に切れたが、契約交渉はもつれ、Paramount GlobalはNielsenとの契約無しで2024/25年のテレビ・シーズンを開始した。Paramount GlobalはNielsenの価格は高すぎるとし、競合のVideoAmpをカレンシーに使い広告を売っていた。Paramount GlobalはNielsen無しでも広告販売に問題は無いと語っていたが、最終的にNielsenと再契約をした。契約価格は発表されていないが、NielsenはParamount Globalが最初に求めた金額は見積額の半分であったと言っていた。

視聴者数トップ10はすべてがNFL試合

2024年に放送された番組で視聴者が最も多かったのはスーパーボウルで1.21億人が視聴した。11位まではすべてNFLの試合で、12位に9月10日の大統領選の討論会がランクインした。トップ20番組の内、15はNFLの試合であった。13位にオスカー授賞式、16位に7月28日の夏季オリンピックのプライムタイム放送、18位にワールドシリーズの5回戦、そして19位にグラミー授賞式が入った。視聴者の年齢を18~49歳の限定すると、NFLの独占はさらに強く、トップ20中19はNFL試合で、NFL試合以外の番組は19位の大学フットワーク試合(ワシントン対テキサス)であった。


Variety

データ放送のジョイント・ベンチャー

大手放送局所有会社のNexstar、Sinclair、 Gray、それにE. W. Scrippsの4社はATSC 3.0を使ったデータ放送を提供するジョイント・ベンチャーのEdgeBeam Wirelessを設立した。ATSC 3.0はIPベースであり、インターネットを補充するデータ放送網に使うことが出来る。ATSC 3.0でのデータ放送の利用方法として自動車向けのコネクティビティ、コンテンツ・デリバリー・ネットワーク、GPSの精度向上等が検討されている。これらアプリケーションは全米規模のネットワークが必要だが、放送局は地域的である。EdgeBeam Wirelessは複数の放送局所有会社の局を束ねることで、全米規模のネットワーク構築を目指しており、参加メンバーを増やしていく。

AMG: ローカル局の天気予報終了を中止

27のローカル局を所有するAllen Media Group(AMG)はローカル局の気象予想士を解雇し、天気予報は子会社のWeather Channelからの中継でリプレースする計画を発表した。しかし、地域の視聴者からの批判を受け、予定を中止した。ローカルニュース制作のコスト削減のために、一部の局は制作を廃止し、同地域の他局、あるいは別地域局のスタジオで制作している。