YouTube広告のCTVシェアが増える

YouTubeでの広告はスマートフォン、CTV、コンピューター、タブレットで視聴されている。2023年Q4では広告主はスマートフォン向けのYouTube広告予算の53%を使っていた。しかし、CTV向けの広告が大きく増え、2024年Q4ではCTVのシェアは26%から39%に増え、スマートフォンのシェアは44%に落ちている。


Tinuiti

AmazonがUpfrontの日程を変更

Amazon Prime Videoは昨年から広告付きプランを開始し、AmazonのPrime Video、Twitch、Fire TV Channel等で広告を見ている人数はアメリカだけで、2.75億人に達している。Amazonは昨年に初めてのUpfrontを開催した。ネットワーク広告の70%近くが前売りさえるUpfrontのイベントは各社が開催するが、日時は重ならないようにするのが暗黙の了解がである。昨年のAmazonのUpfrontは火曜日の朝に開催され、$18億の広告を売ったと推測されている。しかし、今年は5月12日(月曜)の18:30に予定されている。月曜の午後はこれまで、FoxがUpfrontを開催して来た日時で、さらに月曜の夜はNBCUniversalのTelemundoが開催している。Amazonのイベントはこの両方に影響を与えることになる。Foxの広告販売のトップは「これまで、Upfront 週は、クライアントのニーズに応え、限られた時間を尊重するスケジュールを維持することに成功してきました。Upfrontのプレゼンテーションは最終的には広告主のためのもので、広告主にとってすでに忙しい一日に新たなイベントが押し込まれたことは残念だ。」とAmazonの決定を批判している。

スーパーボウル広告が$800万を超える

スーパーボウルの30秒広告が$800万を超えた。Foxは最低でも10本の30秒広告を$800億を超えた値段で販売し、平均価格は$750万になり、収入は$7億を超えると予想されている。2023年のスーパーボウルでのFoxの広告売上は$6億であった。昨年の試合は延長になったおかげで、広告枠が増えてCBSは$6.95億の収入を得た。

ComcastのUniversal Ads

YouTube、Facebook等のソーシャルメディア広告がテレビ放送広告の予算を奪ってきた。CTVにより、放送事業者がデジタル広告に参入した。しかし、広告主が以前と同じであれば、広告媒体が放送からストリーミングに変わっただけで、広告収入は増えない。広告収入を増やすのにはソーシャルメディア広告の利用者を奪ってくる必要がある。広告にはソーシャルメディアを使い、放送広告は使ったことが無い会社も増えている。Comcastは初めての利用者でも簡単にリニア放送とCTV広告を使えるようにするプラットフォームのUniversal Adsをスタートした。Universal AdsにはNBCUniversalだけでなく、A+E、AMC Networks、DirecTV、Fox、Paramount、Roku、Warner Bros. Discovery等も参加している。Universal AdsはComcastのFreewheelの技術を使い、広告枠の購入を簡単にするだけでなく、AIを使い広告ビデオを制作するツールも無料で提供する。

DirecTVがINDIVIを買う

多チャンネルサービス事業者のDirecTVはアドレッサブル広告技術のINDIVI Technologiesの過半数所有者になった。INDIVIには2020年からDirecTV、Dish Network、それに広告会社のWPPが出資している。INDIVIは引き続き、独立会社として運営され、経営陣の変更は無い。INDIVIは広告主に 3 つの主要なソリューションを提供している。

  • 統合キャンペーン管理および注文配信プラットフォームのINVIDI Conexus
  • リニア放送、ストリーミング、それにAVODでアドレッサブル広告を提供する、ディストリビューターとプログラマー向けのサプライサイド・ソリューションのINVIDI Edge
  • 単一のインターフェイスでダイレクト、あるいはプログラマティック販売チャンネルを管理、提供、最適化するINVIDI Pulse