電話会社は自分たちが多額の投資を行って作っているおかげで,インターネットでビジネスを行うGoogle,Amazon,Movielink,Vonage等は儲けることが出来ているが,その収入はインフラストラクチャーを提供している電話事業者には入らないことを問題にしている。Verizonは通信法の10年を祝うイベントに置いて,Google等の会社はただで他人の投資を使っており,今後光ファーバーの様な高度のネットワークを普及させるには,Google,Yahoo等の会社にコミッションを電話会社に払わせるべきだと発言した。BellSouth,AT&T(SBC)はすでにインターネットビジネスに対して回線を優先に使わせる代わりに利用料金を求める動きを始めている。BellSouthはMovieLink等5つの会社と交渉中であり,MovielinkであればそのVOD料金の$3から$5の内の10%をBellSouthに払うことで,BellSouthのブロードバンド加入者はMovielinkのダウンロードの速度が向上する。Google等は電話会社にこれを許せば,彼らにコンシューマが何をインターネットで得られるのかの判断をゆだねることになる,インターネットの中立性が無くなると反対している。これに対して,BellSouthのCTO,Bill Smithは電話会社が求めている事はGoogleがその検索結果に広告を付け,収入を得ているのと同じ事で,自分のビジネスモデルと矛盾した議論だと反論した。
AT&Tがビデオサービスを開始
AT&T(SBC)はテキサスのサンアントニオで「限定地域」においてMicrosoft TVのIPTV Editionを使ったビデオサービスを開始した。本格的なサービス開始はまだであるが,MicrosoftのスポークスマンはすでにAT&Tに対して十分な台数のSTBが納入されていると語っている。
VerizonもMicrosoft TVを採用しているが,同社のはHybridバージョンで,通常の放送はQAM,VODはIPベースで行うことをサポートしている。VerizonはそのFiOS TVサービスを今年中にはダラス/フォートワースでも提供する予定。
VerizonはFiOSをNY等に開始
VerizonはそのFiOS TVのサービスをマサチューセッツのボストン北にあるウォバーン市とニューヨークのロングアイランドにあるマサペカ市で開始した。ウォバーンは3700世帯の町で,Verizonは現在マサチューセッツの30の自治体とフランチャイズ交渉を行っている。マサペカ市は17000の町である。FiOSの拡張ベーシックサービスは180のビデオと音楽チャンネル,それに1800タイトルのVODで構成され,月額40ドル。DVRタイプのSTBのレンタル料金は月13ドル。20のチャンネルで構成されるHDTVパッケージは月10ドル。
UPNとWBネットワークが合併
CBSとTime Warnerは地上波ネットワークのUPNとWBを今年の秋の新シーズンから合併する事に合意した。UPNとWBは11年前にスタートしたが,どちらもトップ4(ABC,CBS,NBC,FOX)に競合する規模になることは出来なく,赤字を出し続けてきた,合併後のネットワークはCWと呼ばれる。CBSの持つ12のUPN局とTribune Broadcastingの持つ16のWB局がこれまでにCWの放送を秋から行うことを発表している。
EchoStarが地上波HDの再送信を開始
EchoStarはNew YorkとLAでそれぞれの地域の地上波局のHD放送の再送信を開始した。地上波のHD放送を受けるには月額で5ドルの追加料金,プラスMPEG-4に対応した新しいSTBの購入が必要となる。EchoStarは再契約を結んだ加入者に対して,MPEG-2とMPEG-4に対応する新しいSTB,ViP211を$49.99で提供し始めている。EchoStarは2006年中に50地域で,地上波HD放送の再送信を開始の予定。
