FCCはホワイトスペースを通信に使うデバイスのフィールドテストを7月14日から開始した。14日から4週間で、合計12のフィールドテストが行われる。コンピュータベンダーはデジタル地上波放送ので空いているチャンネルをライセンス無しで通信に使えるようにする事を押している。しかし、通信機が使おうとする帯域が本当に空いていないと、テレビ放送、それに同じ帯域を使っている無線マイクと干渉する。これまで12ヶ月間、研究室でのテストが行われてきたが、通信デバイスがエラーを起こす可能性があり、放送事業者はホワイトスペースを自由に使わせる事には反対をしている。
STBのIP対応を求めるIntel
IntelはFCCに対して、ケーブルTV向けのHD対応のSTBにIP転送の機能を加えることを義務化する事を要求した。IntelはHD対応のSTBにIPベースで高画質のビデオを送ることを可能にする仕様の追加を求めている。現在、ケーブルTV事業者が提供するHD対応のSTBにはIEEE 1394の対応が求められているが、ホームネットワークの規格としてはIPが標準であり、IPのサポートも義務化するべきだとIntelは語っている。CableLabsは2007年8月にIP上でDTCPをサポートする事を決定している。
IPTV利用者は1500万を超える
Broadband Forumが発表した統計では世界のIPTV利用者の数は、2008年第1四半期で1540万に達した。その内、840万が欧州であった。
|
地域 |
07年1Q |
08年1Q |
| 欧州 |
3,875,266 |
8,425,370 |
| アジア・パシフィック |
1,129,355 |
2,619,035 |
| 北アメリカ |
850,601 |
2,258,601 |
| 東南アジア |
1,353,000 |
2,086,000 |
| ラテン・アメリカ |
2,300 |
11,183 |
| 中近東、アフリカ |
10,000 |
10,000 |
| 合計 |
7,220,522 |
15,410,189 |
FiOSがNYCに参入
Verizonはニューヨーク市の30万の世帯を対象にFiOS TVの提供を開始し、Time Warner CableとCablevisionへの挑戦を開始した(2008年5月号 pp 6「U-VerseとFIOS TVの加入世帯数」参照)。Verizonは7月16日にニューヨーク市より、ケーブルTVのフランチャイズ権を得ている。Verisonは数年以内にFiOS TVをニューヨーク市の310万世帯に提供する事を約束している。TWC、Cablevision、それにNY市で新興ケーブルTV事業者としてサービスを提供しているRCNへの競合の為に、Verizonは地域電話、長距離電話、ビデオ、ブロードバンドのサービスを94.99ドルでバンドル提供を行い、さらにHDのチャンネル数を100に増やした。
Verizon社はまた、その第2四半期末のFiOS TVの加入世帯数が140万を超えたと発表した。第2四半期の新規加入世帯数は176,000で、第1四半期の263,000を下回った。FiOS TVは現在700万世帯を対象に提供されており、その浸透率は19.7%となっている。FiOSインターネットは840万世帯を対象に提供されており、23.5%の浸透率がある。
FiOS TVがビジネス向けサービスを開始
VerizonのFiOS TVは病院の待合室、レストラン、バー、建物のロビー等の中小ビジネスを対象にした商業向けサービスを開始した。商業向けサービスはすでに家庭用サービスが提供されているカリフォルニア、デラウェア、フロリダ、インディアナ、マリーランド、マサチューセッツ、ニュージャージ、ニューヨーク、オレゴン、ペンシルバニア、ロードアイランド、テキサス、バージニアの地域で提供される。料金は月額$49.95から始まる。FiOSインターネットサービスに加入している事業者には割引がある。
