デジタルケーブルがDBSを追い抜く

世界的なデジタル多チャンネルサービスのプラットフォームとして、2008年にケーブルTVがDBS(衛星放送)追い抜いた。IMS Researchによると、2008年のスタート時点ではDBSの加入者数が、デジタルケーブルより450万多かった。しかし、2008年中に、デジタルケーブルは3200万の加入者を得、DBSは1600万を加えた。この結果、2008年末ではデジタルケーブルが1.3億、DBSが1.19億であった。このデジタルケーブルの成長の内、57%は中国であった。

アナログ停波の効果

6月12日に完了したアナログ停波により多チャンネルサービスへの新規加入者が増えた、Wells Fargo Securitiesによると、アナログ停波により増える多チャンネル加入者数は2009年全体で653,000になる。これは当初の予想の900,000を下回っている。最も加入者が増えるのはケーブルTVで、475,000の加入者を得る。2位はDBSの137,000、3位は電話事業者で41,000となる。

1Q 2Q 3Q 1年合計
Time Warner Cable 80,000 18,255 51,935 150,190
Comcast 90,000 20,255 59,409 169,780
Cablevision 500 816 1,949 3,265
その他ケーブル 90,898 15,150 49,449 151,496
DISH 35,282 22,333 1,175 58,770
DirecTV 47,016 29,777 1,567 78,360
電話事業者 24,683 15,633 823 41,139
合計 368,359 122,337 162,304 653,000

Wells Fargo Securities

ComcastがHDチャンネルを増やす

Comcastはシアトルで33のHDチャンネルを加え、101のHDチャンネルを提供し始めたことを発表した。これはプロジェクト・キャバルリー(騎兵隊)と呼ばれる、低コストSTB(DTA)を使ったアナログ帯域の回収の結果である。ComcastはシアトルではPaceのDTAを使い、これまでアナログで放送されていたエクスパンデッド・ベーシックのパッケージをデジタルで放送する事で、帯域を回収している。これまで2から74まであったあったアナログチャンネルの内、30から74までがデジタル化された。Comcastはシアトル以外ではサンフランシスコ、ポートランド、フィラデルフィア、ニュージャージでDTAの導入を開始しており、全システムでのプロジェクト・キャバルリーの完了は2010年末になる予定。

AT&TのU-verse加入者が157.7万になる

AT&Tは第2四半期に248,000のU-verse加入者を増やし、合計加入者を157.7万世帯とした。AT&Tはまた、そのDBSの加入者も5,000世帯増やし、合計世帯を211万とした。AT&TはDISHとの再販契約を1月に解消し、2月からDirecTVの販売をしている。AT&Tは第2四半期中に100,000の世帯をDirecTVの契約したと発表しており、95,000の世帯がDISHを解約した事になる。AT&Tはまた、U-Verse加入世帯の内75%はトリプルか、クアッドプレーの加入者だと発表した。

FiOS TV: ウィジェットの提供を開始

VerizonVerizonはそのFiOS TVで様々なインターネットサービスを利用可能にするウィジェットをWidget Bazaarで提供する事を開始した。ウィジェットはVerizonが開発するだけでなく、開発キットを公開し、iPhoneの様にサードパーティーの開発も可能にしている。最初に提供されたウィジェットはESPNが開発したファンタジーフットボールのアプリケーション、Facebook、Twitterのアプリケーション等を含む。Facebookのアプリケーションでは自分が見ている番組を自動的に仲間に公開する事が出来る。Verizonはまた、Veoh、Blip.tv、Dailymotion等のサイトのユーザ投稿ビデオをFiOS TVから視聴する事を可能にした。

Verizonはまた、そのFiOS TVへの加入者数が252万になったことを発表した。Verizonは第2四半期に300,000の加入者を増やした。FiOS インターネットサービスへの加入者は303,000世帯増え、310万に達した。しかし、Verizonの全体的な収入は5.2%減り、同社は2009年後半で、8,000人のレイオフを行う。