SNL Kagan社の調査によると、アメリカのインターネットラジオの2009年の市場は、2008年の3.94億ドルから12%増の4.41億ドルに達する。これはラジオ全体の市場の2.7%にあたる。SNL Kaganは2013年にはインターネットラジオの市場は8.27億ドルとなり、ラジオ全体の4.7%に達する事になるとの予想をしている。
![CropperCapture[1] CropperCapture[1]](https://www.nsirinc.com/compass/wp-content/uploads/2009/12/CropperCapture1.jpg)
YouTubeの有料化?
YouTubeはそのビデオに挿入される広告をスキップする機能を試す事を発表した。広告で収入得る会社が広告をスキップする機能を提供するのは変な話であるが、YouTubeはこれにより、広告主に対して、どの様な広告が視聴され、何が無視されるかの情報を提供する。また、YouTubeはこれを有料ベースの広告無しのビデオサービスのテストとしても使う予定である。最初、プリロールの広告が挿入が始まった時点では、70%の視聴者は広告の時点でそのビデオの視聴を止めてしまったが、現在ではその率は15%に下がっている。
また、別のニュースでYouTubeはパートナー契約の無い、インターネットTV STBからのアクセスを出来なくすることを発表した。YouTubeはTiVo、Sony、Panasonic等の会社と契約をしているが、契約の無い会社のSTBからYouTubeを見ることは出来なくなる。Huluも同様にAPIを閉鎖している。
これらの動きなどから、YouTubeはTV番組を有料で配信すると言う話が出ている。Apple iTunes、Amazon等はTV番組を$1.99で販売しており、TV番組の有料販売は新しい事ではない。Huluも有料化の話があったが、その後、Huluはこれを否定した。
JoostがオランダのR&Dを閉鎖
Joostはそのロンドン事務所を閉鎖したのに続き、オランダの開発事務所を閉鎖した。2年前にはオランダだけで170人の従業員がいた。JoostはP2Pを使った革命的なビデオサービスになるとしてスタートされたが、コンテンツ事業者を集める事に失敗した。また、そのP2Pサービスのクライアントソフトウェアもバグが多く、利用者を失っていった。ブラウザーベースのサービスに転向をしたが、すでに機は逃していた。Joost自体はインターネット広告会社のAdconionが購入した。Adconionはその広告機能のプロモーションの為に、Joostのサービスは継続すると発表している。
進むATSC M/H
Concept Enterprises社は市場初の自動車向けのATSC M/Hチューナを発表した。製品は$499で、12月から発売される。Concept社のチューナはRCA端子を持つ、モニターに対応する。放送を受信するには屋根に小型のアンテナを設置する必要がある。Concept社のチューナはLGのATSC M/Hチップを採用している。その他、ATSC M/Hチューナを搭載した携帯電話、ドングル、DVDプレーヤ、ネットブック等多くの製品が1月のCESで公開される。CESはASTC M/H専用の「Mobile DTV Techzone」を設けている。
また、CEAは12月7日の週に、ワシントンDCでATSC M/Hを搭載した製品と送信機の互換性をテストする「Plugfest」を実施する。
放送局もモバイル放送に大きな期待を寄せており、そのジョイントベンチャーも登場している。放送局会社のGannett、Media General、Hearst Television、Cox、Belo、Scripps、Ion Media、Raycom、Post-Newsweekの8社はPearl Projectと呼ばれるジョイントベンチャー設立のプロジェクトをすすめている。
AT&T CruiseCastが中止
6月に開始されたばかりの衛星を使ったモバイルTV放送のAT&T CruiseCastのサービスが10月で中止になった。月額は$28と高めであり、さらにハードウェアが$1300と高価である事から、売れなかったようで、CruiseCastはサービスを中止し、加入者に対してはハードウェアの料金に加え、それおを撤去するコストも支払う。
