Peacock無料廃止は増収になるか
ComcastはケーブルTVのXfinity加入者と同社のストリーミング・プレーヤーのFlexを利用者にはPeacockの広告付きバージョン(月額$5)を無料で提供してきたが、6月26日から有料化され、$3での提供になった。Aluma Researchによると、2023年4月の時点で、370
ドラマはオンデマンドでの視聴が当たり前になり、放送の重要なコンテンツはニュースとスポーツと言われていた。しかし、FASTの登場でニュースもストリーミングになり始めている。放送に残っているのはスポーツである。スポーツもストリーミングで見ることは出来るが、まだ放送が主体である。
リーグ/チームは試合をストリーミングすることに強い関心を示している。豊富な資金を持つテック系の会社と契約する魅力もあるが、それ以上に重要なことは若い、新しいファンを得ることである。放送に依存している限り、放送を見なくなっている若い世代をファンにすることは出来ない。また、ファン層が年取っていくのであれば、将来性も無くなる。しかし、スポーツをストリーミングで提供するには複数の課題がある。
今年のUpfrontはこれまでのNielsenのカレンシーであったC3/C7の最後の年であり、混乱は必然的であったが、脚本家のストライキが混乱をさらに大きくしている。秋からのテレビシーズンまでにストライキが終わり、ドラマの制作を開始することが出来るのであろうか。Upfrontで広告契約をしても、ドラマが始まらなければ収入にはならない。
ストライキはNetflixのUpfront初登場にも影響を与えた。Paramount GlobalがUpfrontのプレゼンテーションを行わないことで空いた日付にNetflixがパリス劇場で、最初のUpfrontを行う予定であった。しかし、WGAのピケが張られることによる騒動を回避するために、プレゼンテーションは中止になり、オンラインで行われた。