FCCが多チャンネルの定義変更を検討

FCCは多チャンネル事業者(Multichannel Video Programming Distributor – MVPD)の定義を変え、インターネットビデオ事業者を加える事の検討をしている。現時点ではMVPDの定義に含まれるのはケーブルTV(IPベース含め)と衛星放送である。これに、Netflix、Amazon、Apple、Google、Hulu等が含まれる様になる事は、業界を大きくと変える。

テレビネットワークは、多チャンネル事業者に対してコンテンツの配信を拒むことは出来ない。NBCUniversalがComcastだけと契約し、DirecTVへの提供を拒否する事は非合法である。インターネット配信にはこの規則は当てはまらないので、DisneyはNetflixと独占契約が出来る。もし、インターネットビデオ事業者が多チャンネルと定義されると、どのインターネットビデオ事業者も公平にコンテンツを得られるが、独占契約は出来なくなる。また、Netflixが行なっているオリジナル番組の制作は、テレビネットワーク事業とみなされる可能性もある。その場合、NetflixはHBO等と同じに、そのチャンネルを他の多チャンネル事業者に公開する必要が出てくる。

また、Aereo訴訟も無意味になるかもしれない。Aereoが多チャンネル事業者と定義された場合、マストキャリーで放送している局は承諾なしで配信出来るが、局がマストキャリーを辞退している場合、多チャンネル事業者と同様に契約をしなければならなくなるかもしれない。