Nielsenは2021年から毎月The Gaugeと呼ばれるテレビ視聴におけるサービスの内訳を発表してきた。最新の4月のデータではストリーミング・サービスが38.1%、ケーブル向けネットワークが29.1%、地上波ネットワーク/局が22.2%、その他が10.4%であった。媒体別では無いので、多チャンネルで視聴されても地上波ネットワークは、地上波に含まれる。視聴状況は分かるが、クロス・プラットフォームでどの会社が強いのかは分からない。

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Nielsenは5月からメディア・ディストリビューターの視聴時間に占めるシェアの公開を始めた。4月のデータではトップはDisneyで、地上波のABC、ケーブル向けネットワークのESPN、Disney Channel、ストリーミングのDisney+、Hulu等が含まれる。Disneyは昨年の11月でも1位であった。2位は9.6%のYouTubeである。YouTubeは11月では9%で4位であったのが、順位を上げている。Netflixは11月では7.4%で5位であったのが、4月では7.6%で6位に落ち、代わりにWBDが5位に上がっている。5大放送ネットワークではFoxが6位である。他のネットワークはSVODサービスを持っているが、FoxにはFASTのTubiしか無い。
日本ではあまり知られていない会社もランクインしている。E. W. ScrippsとWeigle Broadcastingは共に地上波所有会社で、E. W. ScrippsはIONネットワークを持ち、WeigleはMeTV等の地上波のサブチャンネル向けネットワークを持つ。A+E、Hallmark、それにAMCは多チャンネル向けのネットワークである。
このMedia Distributor Gaugeはどの会社が放送とストリーミング事業で勢力があるかを理解するのには良いが、異なるビジネスモデルが同じではないので、比較する場合、注意が必要である。全体ではDisney等の既存の放送ネットワークが強いが、YouTubeが2位、Netflixが5位に入っている。しかし、広告媒体として見た場合、Netflixのランキングは低い。Amazon Prime Videoは3.2%で順位は低いが、加入者の80%が広告付きプランへの加入者であれば、広告媒体として考えた場合のランクはもっと高い。

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