AT&Tがネットワーク中立性を支持?

FCCはネットワーク中立性規制が撤廃される日にちを4月23日と決めた。AT&Tはネットワーク中立性規制廃止の為に最も多額なロビー金を使った会社の1つであるが、最近、議会に対してネットワーク中立性規制の立法化を求めた。Time Warnerの買収が控えているAT&Tにとり、ネットワーク中立性に反対し、世論に叩かれる事は避けなければならない。また、厳しいネットワーク中立性規制は困るが、何が許されるのかが不明瞭な無規制の環境も困る。さらに、カリフォルニア、ニューヨーク、モンタナ等が州規制を作ろうとしている事は大きな問題である。州毎に異なる規制が出来た場合、それに対応するコストは膨大になる。もう1つは、AT&T自体もOTT事業者になっていることである。すでにDirecTV Nowを提供しており、さらにTime Warnerが買収できれば、コンテンツ事業者としもOTTサービスを提供する事になる。ネットワーク中立性が無くなる事で、AT&Tは自社のOTTサービスを優先出来るが、同時にComcast、Verizon等がAT&TのOTTサービスを差別する事も可能になり、無法状態はAT&Tにも問題になる。