タイムシフト視聴

Nielsenによると、2008年におけるDVRの世帯普及率は25%であった。DVRを使ったタイムシフトの視聴統計が発表される事で、面白いトレンドが明らかになっている。

DVRによる視聴者統計をそのサービスの1つとして売り込もうとしている、TiVoは2009年1月のシーズンスタートの幾つかの番組のDVR視聴統計を発表した。このTiVoのStopWatch統計によると、7つ中の6つの番組の視聴者の最低50%はDVRでタイムシフトされた視聴であった。また、ABCの「Lost」では放送日から3日から14日後の視聴がタイムシフト視聴全体の27%もあり、Nielsenが使っている統計では計算されない視聴が多くある事が明らかになっている。

1月スタートの番組のタイムシフト視聴

番組

ネットワーク

放送日

タイムシフト視聴率

タイムシフトでのシェア

<1時間

<24時間

3-14日

<1時間

<24時間

3-14日

Lost

ABC

1/21

2.7

5.6

2.9

26%

52%

27%

24

Fox

1/11

2.7

5.5

1.8

30%

61%

20%

American Idol

Fox

1/13

4.3

8.4

1.3

37%

73%

11%

Scrubs

ABC

1/6

1.0

1.8

0.5

29%

66%

17%

Friday Night Lights

NBC

1/16

0.8

1.5

0.5

40%

57%

20%

The Bachelor

ABC

1/5

1.7

3.2

0.4

40%

76%

11%

The Biggest Loser

NBC

1/6

1.7

2.8

0.4

45%

77%

11%

TiVo StopWatch

7つの番組中の3つはリアリティーショー(American Idol、The Bachelor、The Biggest Loser)で、これらは24時間以内での視聴が多く、3日後の視聴は少ない。それに比べ、ドラマでは3日以後の視聴も番組によってはかなり高い。

タイムシフト視聴

また、Empower MediaMarketing社はNielsenの9月1日から10月31日までのLive+7(放送当日、プラス7日間)の視聴データを基にした分析の結果を発表した。これによると、DVRでのタイムシフト視聴は番組によって大きな違いがあるだけでなく、ネットワーク間でも違いがある。タイムシフトでの視聴が多いのは5大ネットワーク中ではNBCで、その21.8%がタイムシフト視聴であった。2位はCWで、21.4%であった。

5大ネットワークの視聴シェアの順位はCBS、Fox、ABC、NBC、CWであり、視聴シェアが低いほど、タイムシフトの視聴が多い傾向になっている。