利用されているTV/ビデオサービス(多チャンネルサービス、SVOD、AVOD等すべて)の数は大きくと増えている。数年前であれば、多チャンネルサービスとNetflixの2つ、あるいはそれにAmazon Prime VideoかHuluを加えた3つであったのが、現在では多くのサービスがあり、利用されている数も増えている。Hub Entertainment Researchの調査では2021年では一人あたり5.7つのサービスが利用されている。

Hub Entertainment Research
利用者を増やすためにはサービスの認知度を上げると共に、サービスの特徴を理解しても貰う事が必要だが、数多くのサービスがある中、それは容易な事ではない。Hub Entertainment Researchの調査ではトップ5のSVODサービスの認知度は96%以上と高い。しかし、熟知度はNetflix以外では高くなく、サービスを説明出来ると答えているのは3分2程度でしか無い。トップ5外でも、AMC+を除くとどのサービスも90%以上の認知度がある。トップ5以下で最も認知度が高いのはApple TV+で、93%が知っている。しかし、6位以降では熟知度は低く、Apple TV+を説明することが出来るのは46%とサービスを知っている人の半分でしかない。
さらに、最近ではAVOD/FASTも利用者が増えており、SVODと争い始めている。AVODで認知度が最も高いのはRoku Channelで90%が知っている。他のサービスの認知度は80%以下で、熟知度は認知度の半分以下である。しかし、AVODの利用が高まったのはここ数年のことであり、Tubi、Pluto TV等の認知度と熟知度もトップ5外のレベルに達するのに時間はかからないであろう。

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新たな利用者を得る上で、口コミも重要であり、それにはサービスをよく知っている人が増える必要がある。認知度は広告等で高めることが出来るが、熟知度は利用して貰う必要性がある。多くのサービスは話題作を加えることで、サービスを利用してもらおうとしている。Hub Entertainmentの調査では36%の人が特定のコンテンツを見るために新たなサービスに加入したことがあると答えている。特定のコンテンツのために加入したサービスのトップはNetflix(18%)だが、2位はParamount+で(13%)でDisney+(12%)抜いている。Paramount+を試している人は多いが、熟知度は49%と低い。1つのコンテンツを見ただけで、脱退したのでは、熟知度は増えない。話題作で加入者を集めることも大切だが、引き止める為にはそれ以外のコンテンツも重要になる。
