Comcastは$450億のTime Warner Cable買収を諦めた。司法省は買収を反対する方針を決め、Comcastは条件の交渉をして来たが、合意する事は出来なく、Comcastは買収の中止を決定した。これにより、多チャンネル/ブロードバンド・サービス事業の統合が終わる事は無く、逆に動きは大きくとなると思われる。
ComcastのTWC買収が決まる前にTWCを狙っていたCharterが再度動き出す事は確実であるが、Time Warner Cableは身売りを止め、買収側に変わるとの推測もある。その場合、TWCが狙うのは同社がシステムの運営をして来たBright Houseである。しかし、CharterもBright House買収をオファーしており、2社が争う可能性もある。Charterが2社とも買収する可能性もある。また、同じニューヨーク地域でサービスを提供しているCablevisionもINTXでTWCとの合併に関心がある様な発言をしている。
Comcastもこれで拡大計画を諦めはしない。TWCが大きすぎるのであれば、Coxを狙う可能性もある。司法省はどの程度の条件を提案したのかは分からないが、Comcastはこれで司法省が容認出来る程度の会社に狙いを付けるであろう。
また、この買収が駄目になった事で、AT&TのDirecTV買収も難度が高まっている。ComcastのTWC買収の中止が決まった直後から、NetflixはAT&TとDirecTV合併反対の声を高めている。
