ViacomとCBSの合併が完了

ViacomとCBSの合併が12月4日に完了した。合併後のViacomCBSは地上波のCBSとCW(AT&Tとの共同保有)、ケーブルTVネットワークのMTV、Nickelodeon、Comedy Central等、それに有料チャンネルのShowtimeを持つ最大のTVネットワーク会社になる。注目されているのは合併後のOTT戦略である。CBSはSVODのCBS All AccessとShowtime、それにCBSN等のOTTでのニュースチャンネルを持ち、Viacomは無料配信のPluto TVを持つ。

ViacomCBSはSVODのCBS All Accessと無料のPluto TVを並行して利用する予定である。合併前にCBS All Accessは子供向けチャンネルのNickelodeonのコンテンツを配信する事を発表している。他のViacom系の番組、それにParamountの映画が加わることで、CBS All Accessは強力なSVODサービスになれる。CBS All Accessにはスポーツも加わる予定である。CBSは2021年から3年間のUEFA Champions Leagueの英語での放送と配信権を得ており、一部の試合を多チャンネル向けのCBS Sportsで放送する以外はCBS All Accessで試合を配信する。(スペイン語での配信権はスペイン語ネットワークのUnivisionが得た。)現在のUEFA Champions Leagueの配信権はWarnerMediaのTurner Sportsが持ち、OTTスポーツ配信サービスのBleacher Report Liveで配信している。

CBSはすでにCBSNをPluto TVで配信しているが、新たにCBSのエンターテイメントニュースのET LiveとCBSNのニューヨークとロスアンゼルスのローカルニュースをViacomのPluto TVで配信開始した。Viacomはそのコンテンツで様々なPluto TVのチャンネルを作っているが、CBSのコンテンツが加わることで、Pluto TVもAVODでは強力なサービスになる。