TV帯域返上の金額は$864億

通信帯域としてテレビ放送波を競売する為の返上金額を決定するリバースオークションが6月29日に終了した。FCCの当初の目標である126 MHzを返上させるに必要な金額は$864億となった。次のステップの競売で通信事業者がこれ以上の値段を付けないと、競売は成立しない。$854億と言う額は予想を超えたもので、126 MHzの競売が成立する可能性は低いと思われる。もし、成立しない場合、FCCは返上目標を114 MHzに引き下げ、リバース・オークションからやり直す事になる。

返上後に帯域を再編成するために費用は競売金から出すことになっている。これを機にATSC 3.0へ移行する事を考えている局もある。しかし、モバイル通信事業者代表のCTIAはFCCに対して、再編成費用の対象になるのは既存のATSC 1.1での放送だけであり、ATSC 3.0への移行に使えないようにする事を求めている。