Technicolor社は、Comcast等の北米のケーブルTV事業者に対して、1000万台のDTA(Digital Terminal Adapter)を出荷した。DTAは、単方向のSTBで、ケーブルTV事業者がアナログサービスの加入者をデジタル移行させるために使っている。単方向なので、IPG、VOD等の機能は無いが、CAS(コンディショナルアクセス)内蔵禁止規制の対象にはならないので、CableCARDをサポートする必要なく、コストが低くなる。DTAはこの他、Cisco、Motorola、Pace等が提供している。
ケーブルTVのSTBにCASを内蔵する事を禁止し、CableCARDとして提供する規制は2007年7月に有効になり、それ以来、大手10のケーブルTV事業者だけで、3200万台のCableCARD対応STBを導入している。この規制の目的は、STBの標準化で、SBT機能のTVセットへの組み込み等を促進する事であった。しかし、ケーブルTV事業者が導入しているSTB以外でのCableCARDの導入はたったの554,000台でしかない。
