ComcastはそのXfinityサービスでの映画とTV番組の販売(EST = Electronic Sell Through)でSonyと契約した。ComcastはこれまでNBCUniversal、Fox、Liongate、Warner Brothersと契約があった。大手のコンテンツ事業者としてはDisney、Paramount、DreamWorks、MGMとの契約がまだである。また、ComcastはUltraVioletをサポートしていないので、Comcastで購入したコンテンツをUltraVioletのクラウドで見る事は出来ない。しかし、Comcastは独自のクラウド環境を提供しており、モバイルデバイスからのアクセスが可能であり、ComcastのケーブルTVサービスから脱退してもコンテンツへのアクセスを失うことは無い。
多チャンネル事業者はESTに力を入れ始めている。その背景には多チャンネルサービス事業者の提供する有料VODが伸びていない事がある。DEG(Digital Entertainment Group)によるとトランザクショナルVOD(TVOD)の売上は昨年第4四半期で5.51億ドルで、前年同期から2.5%しか増えていない。コンテンツディスカバリーのDigitalsmithsが行った調査では、VODで月に1回はレンタルをしている人は12.5%でしか無く、73%はこれまでに一回もVODでレンタルをした事が無いと答えている。
